新宿アート展が今年も開催!
2024年12月9日から12月13日までの5日間、東京都新宿区では「第3回新宿アール・ブリュット企業展」が行われます。このアート展は、障がい者や高齢者のアーティストに焦点を当て、その作品を広く社会に展示することを目的としています。
イベントの背景
このイベントは、人材総合サービス会社である株式会社ネオキャリアが主催し、障がい者や高齢者のアーティストたちが手掛けた約170点のアート作品を、新宿区内の5つの会場で展示します。アール・ブリュットとは、「生の芸術」とも訳され、美術教育を受けていない人々による独自の芸術作品を指します。多様性を受け止めるアートとして現代の注目を集めています。
展示内容と会場
今回の展覧会は、ネオキャリアのサテライトオフィスを含む5つの会場で同時に行われ、参加者は普段のオフィススペースがアートで彩られる様子を楽しむことができます。参加会場は以下の通りです。
1.
ネオキャリアサテライトオフィス (新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリスビル18階)
2.
DIAM JAPAN株式会社 (新宿区西新宿5-11-3 黒須ビル1階)
3.
TIS株式会社 (新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー14階)
4.
株式会社京王プラザホテル (新宿区西新宿2丁目2−1)
5.
東亜ディーケーケー株式会社 (新宿区高田馬場1−29−10)
来場者の体験
このアート展は、企業のオフィスを使用してアートを展示する幅広い試みです。これにより、来場者には新しい体験が提供され、「いつものオフィスとは違った雰囲気で新鮮だった」「障がい者について考える良い機会となった」といったポジティブなフィードバックが寄せられています。
アーティストの活躍
このイベントの始まりは、ネオキャリアのオフィスでの小規模な展示でしたが、時間が経つにつれて協賛社が増え、ついには5社での同時開催に至りました。さらに、アーティストの創作意欲が高まり、展示される作品数も初回の60点から毎年増加し、今年は170点に達します。来場者は各展示会場で作品に投票し、受賞作が選ばれる仕組みも取り入れています。
参加方法と詳細
展示会は毎日10:00から18:00まで開かれていますが、会場ごとに時間が異なることがあります。また、取材希望のメディア関係者は、指定のGoogleフォームからの申し込みが必要です。詳細は、株式会社ネオキャリアの公式ウェブサイトで確認できます。
まとめ
「第3回新宿アール・ブリュット企業展」は、障がい者や高齢者が創造したアートを通じて、社会に多様性を利用し新たな視点を提供するチャンスです。参加者はこの機会にアートを楽しみながら、より深く障がい者や高齢者について考えることができるでしょう。このイベントが、未来のアーティストの育成に繋がることが期待されます。ぜひ、足を運んでみてください。