新たな温泉プロジェクト、阿蘇と伊豆での協業が始まる
株式会社NBIホールディングスが手がける阿蘇黒川温泉プロジェクト(以下、阿蘇黒川温泉PJ)と伊豆下田南楽プロジェクト(以下、伊豆下田南楽PJ)が、新たに三井住友ファイナンス&リース株式会社の戦略子会社、SMFLみらいパートナーズの参画を受けて、開業に向けた施工を開始します。
NBIとSMFLの協業
今回の協業は、2025年に岩手県鶯宿温泉・長栄館でのプロジェクト協力発表に続くもので、両社は宿泊施設の価値向上や観光客誘致、地域活性化を目指して協力しています。NBIホールディングスのビジョン「地方社会の活性化を実現し、地方創生により未来の日本をもっと豊かにする」に働きかける形で、地域に根ざしたプロジェクトが展開されます。
NBIホールディングスの役割
NBIホールディングスは、不動産投資事業や地域創生に携わりながら、その取り組みを強化してきました。彼らは「MACHIづくり共創会社」として地域に寄り添い、実際のプロジェクト推進に力を入れています。
一方、SMFLみらいパートナーズもまた、不動産事業を主力とし、全国のホテルオペレーターやデベロッパーと連携している実績を持っています。このような取り組みが、地方の社会課題を解決する一助となるのです。
阿蘇黒川温泉PJの詳細
阿蘇黒川温泉PJは、2025年12月には増築工事が行われ、全室に客室露天風呂を備えたヴィラスタイルの温泉旅館として姿を変えていきます。九州有数の観光地、阿蘇に位置し、訪れる人々に特別な体験を提供します。
増築の具体的な内容
増築後には、客室数が増えるだけでなく、現代的なデザインでリニューアルされた施設が期待されています。特に、客室の露天風呂は、宿泊者にリラックスできる特別な空間を提供すると共に、自然の美しさを感じることができるでしょう。
伊豆下田南楽PJのビジョン
続いて、伊豆下田南楽PJは2026年1月からバリューアップ工事に着手します。この物件は、毎分200ℓを超える自家源泉を有する宿泊施設で、広々とした50㎡以上の客室を全室に持っています。多人数での利用が可能なことから、家族やグループ旅行に最適です。
伊豆の魅力
下田は、その美しい海岸線や自然環境が魅力の観光地として知られています。そんな中に位置する南楽PJは、これからの集客と地域の活性化に大きく寄与することが期待されています。
地域活性化への影響
両プロジェクトの成功は、地域に新たな観光客を呼び込むだけでなく、地元の企業や住民にとってもポジティブな影響を与えるでしょう。宿泊施設の数が増えることは、地域経済の活性化にも繋がります。
社会的な貢献
また、NBIホールディングスとSMFLみらいパートナーズが抱えるビジョンは、単なるビジネスに留まりません。地域づくりや社会への貢献をも視野に入れたプロジェクトで、持続可能な発展を目指しています。
未来の展望
両社は、今後も連携を深めながらこれからの計画や新たなプロジェクトの創出を進めていく意向を示しています。温泉旅館のリニューアルや地域活性化に向けた取り組みは、今後の日本においても注目されるテーマとなるでしょう。
NBIホールディングスとSMFLみらいパートナーズの取り組みは、観光業と地域の未来を切り開く鍵となるかもしれません。