渋谷サクラステージ1周年
2025-07-11 14:25:53

「渋谷サクラステージ」、1周年で来館者数3000万人を達成

渋谷サクラステージが迎えた1周年



渋谷駅の新たな拠点、渋谷サクラステージが2024年7月に開業し、早くも1周年を迎えました。運営を担う東急不動産株式会社は、これまでの成果として、開業から1年間での来館者数が3000万人を突破したことを発表しました。これは、月間約300万人のペースで訪問者が集まった結果であり、地域の活性化を促す要因となっています。

コンセプトと機能



渋谷サクラステージは「めぐり歩いて、楽しいまち」をテーマに掲げており、オフィス、商業施設、アパートメント、住宅といった多様な機能が一体化した大型複合施設です。ここでは約1万人が働き、このエリアでの新たな「住む、働く、遊ぶ」の拠点として機能しています。開業からの1年間で、地域の人流が75%向上したことも特筆すべき点です。

地域課題の解決



桜丘エリアは、JR山手線と国道246号線に囲まれた地域で、これまで"まちの分断"や高低差が課題となっていました。これを解決するため、デッキや道路の整備が進められ、人々の移動がスムーズになりました。また、渋谷周辺のオフィス供給不足にも対応し、約10万㎡の賃貸オフィスが整備されています。

初年度の主な取り組み



1. 来館者数と経済効果



開業からの来館者数は予想を上回るペースで推移し、特にJR渋谷駅新南改札とつながる「BLOOM GATE」周辺での人流はコロナ前に比べ75%増加しました。これにより、渋谷エリアの新たな人流拠点としての重要性が高まっています。

2. スタートアップコミュニティの創出



全く新しい挑戦として、「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」などのスタートアップ拠点が設置され、海外からの投資を呼び込む体制も整えられました。これは、国内外の起業家の育成を目的としたプログラムの一環であり、日本発のグローバル・エコシステムの構築を目指しています。

3. コミュニティイベントの開催



渋谷サクラステージでは、90件以上のイベントが行われ、地域の賑わいを生む場所となっています。特に「サクラクリスマス」や「しぶやさくらまつり」、さらには「渋谷阿波おどり」といった大規模イベントは、多くの人々を集め新たな文化の発信を行っています。

今後の展望



一周年を祝う「渋谷納涼大感謝祭」が2025年7月12日から開催される予定です。今後も地域、テナントとの関係をより深めながら、地域経済の振興や文化創出に貢献する活動を行っていくとしています。

また、東急不動産が進める「LIFE LAND SHIBUYA」プロジェクトもその一環で、広域渋谷圏での新たな挑戦として地域の活性化を狙っています。

施設の基本情報



  • - 所在地: 東京都渋谷区桜丘町
  • - 主要用途: オフィス、商業施設、共同住宅など
  • - 構造: 地上39階・地下4階
  • - 延床面積: 約262,000㎡
  • - アクセス: JR渋谷駅新南改札から徒歩1分

このように、渋谷サクラステージは地域との連携を深めつつ、渋谷の新たな魅力を発信し続けています。今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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