集中管理システム導入で地域に安心を届けるカンプロの挑戦

カンプロと地域の安全

茨城県水戸市で60年以上の歴史を持つカンプロ株式会社は、地域に密着したガス供給企業として、安心・安全なサービスを提供しています。最近、同社は「LPガス集中監視システム」（LPWA）を導入し、より高度な安全管理体制の実現に向けて取り組んでいます。

このシステムは、低電力で広範囲の無線通信を可能とし、顧客宅のガスメーターを遠隔で監視できる技術です。具体的には、以下の機能が備わっています。
1. 遠隔操作での供給停止: 緊急時には、迅速にガスの供給を停止できます。
2. 自動検針機能: 人を介さずに自動的にガスメーターの検針が可能です。
3. 残量確認: ガスの残量を遠隔で保つことができるため、ガス切れを防ぎます。
4. 集中監視: 常時監視を行い、ガスメーターの警告表示や遮断状況が確認できます。

保安認定事業者としての役割

カンプロは、液化石油ガスの保安確保及び取引の適正化に関する法律に基づく「保安認定事業者」として認定されています。この認定を受けるためには、集中監視システムを50％以上導入していることが求められ、カンプロはその条件をクリアしました。これにより、顧客はさらに安心してガスを使用し続けることができます。

同社は、この認定を受けたことを足掛かりに、さらなる高みを目指しています。具体的には、今後集中管理システムの導入率を70％以上に拡大し、「ゴールド保安認定事業者」の認定取得を目指す計画です。そのための取り組みは着実に進められています。

地域との共生

カンプロの理念は【SMILE LIFE】。地域の皆さまに安心で温もりのある生活を提供することを最優先に掲げています。この目標を実現するため、カンプロはLPガスの提供だけでなく、幅広い事業を展開しています。

本社ではLPガスの製造・販売を行うほか、オートガス、LPガス関連機器の販売、空調・給湯設備工事、そして電力小売など、多岐にわたるサービスを展開。さらに、水の宅配や保育園、飲食店の運営、さらにはパンの製造・販売など、地域貢献に取り組んでいます。