専門誌『標準化と品質管理』2025年春号の魅力
専門誌『標準化と品質管理』の2025年春号が、3月1日に発刊されました。この号では、特にサステナビリティに関連した情報と主要な標準化組織についての特集が組まれています。日本規格協会が中心となって発行されるこの専門誌は、専門家だけでなく一般の読者にも楽しめる記事が盛りだくさんです。
特集1: サステナビリティ情報と開示に保証を
今回の特集では、国連の「環境と開発に関する世界委員会」の報告書『Our Common Future』が発行されてから38年が経過し、現代におけるサステナビリティの重要性が改めて強調されています。この特集では、サステナビリティ情報の透明性や、関連する規格の詳細が解説され、読者が持続可能な社会に向けた取り組みをより理解できる内容となっています。
特集2: 主要標準化組織(SDO)の現状
この特集では、主要な標準開発組織(SDO)の現状に焦点を当て、インタビュー記事としてISO事務局長のSergio Mujica氏の言葉も紹介されています。彼の考えや今後の展望を通じて、標準化がどのように進化していくのかを知ることができます。
その他の内容
今号には、労働安全衛生に関する国際標準化の動向や、日本発の3Dアバター仕様「VRM」の国際標準化に向けた取り組みについても触れています。また、連載コラムでは、ISO 9001の2000年の大改訂を振り返る内容も掲載されています。これらの情報は、専門的な知識を持つ方々に加えて、一般の方々にも興味を引く内容となっています。
お得な情報へのアクセス
日本規格協会が運営するJSA Webdeskでは、会員向けにお役立ち情報が多数発信されています。興味のある方はぜひ、こちらも併せてご利用ください。
日本規格協会について
日本規格協会は、1945年に設立され、標準化と管理技術の開発・普及を目指しています。JIS規格や国際規格(ISO・IEC規格)の開発を行い、認証サービスや各種マネジメントシステムの審査登録など、多岐にわたる事業に取り組んでいます。
専門誌『標準化と品質管理』2025年春号は、その内容において業界の最新情報を提供しており、標準化やサステナビリティに関心のある方々にとって必携の一冊です。ぜひ一度、お手に取ってご覧ください。