名古屋マンションの革新技術
2025-10-30 14:51:43

名古屋のマンション老朽化問題を解決する革新技術の紹介

近年、名古屋市ではマンションの老朽化が深刻な問題となっています。高度経済成長期に建設されたこれらのマンションは、現在多くが築40年以上を経過しており、その結果として配管の劣化が問題視されています。この配管の老朽化は、目に見えない部分で進行しているため、居住者は突然発生する漏水や詰まり、悪臭といったトラブルに直面することが多く、その発覚が遅れるケースがほとんどです。

こうした問題を解決すべく、株式会社P・C・Gテクニカが開発したのが『FRPライニング工法』です。この工法は、従来必要とされていた内装の破壊を伴う大規模な工事とは異なり、既存の配管の内側に特殊な樹脂を流し込むことで新たな配管を形成するものです。これにより、壁を壊さずに作業が進められるため、騒音や粉塵が大幅に削減され、工期も短縮されます。居住者にとっての負担が軽減されるだけでなく、廃材の発生も抑えられ、環境保全にも寄与することができます。

名古屋市内には約5,700棟、20万3千戸を超える分譲マンションが存在しますが、その多くには世帯主が70歳以上の住戸が含まれており、高齢化が進行中です。これにより、マンションの管理や修繕計画の実行が困難になる場合が増えており、特に配管の劣化問題は解決を急ぐ必要があります。実際、マンションの寿命はおおよそ40年とされる一方で、給排水管の寿命は20年程度とされ、その劣化は建物本体より早く進行します。

このような状況下で、『FRPライニング工法』は特許を取得した革新的な技術です。施工の際には、特定の配管から樹脂を流し込み、すぐに固化することで壁を壊すことなく配管を修復できるのです。この工法によって導かれる具体的なメリットは、居住者が退去することなく工事が行える点や、工期が短く済むこと、騒音や粉塵の削減などが挙げられます。また、近年の社会では防災にも意識が高まっており、配管の再生工事が建物の構造強度や耐震性向上に寄与できることは、今後ますます重要な要素になることでしょう。

展示会『メッセナゴヤ2025』では、実際の工事で再生した配管のサンプルや、施工現場のデモ用動画が用意されており、参加者はその視覚的な理解を深めることができます。弊社の技術によって、夏季に特に問題となる排水管の劣化にどう対応しているのか、具体的な施行事例を交えながら解説いたします。

当日は、当社のスタッフが常駐しており、工法に関する質問やビルとの連携相談ができるため、関心のある方はこの機会をぜひご活用ください。代表取締役の藤井要も参加し、自ら技術のポイントをお話しさせていただきます。私たちの技術が如何にして名古屋のインフラ問題を解決し、持続可能な社会を築く手助けができるか、直接お話しできることを心待ちにしています。

P・C・Gテクニカは、1964年設立の企業であり、配管工事を主たる業務とし、持続可能な社会の実現を目指してSDGsにも取り組んでおります。関心をお持ちの方は、ぜひお越しください。


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会社情報

会社名
株式会社P・C・Gテクニカ
住所
愛知県名古屋市天白区原1-1204
電話番号
052-804-0081

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