新たな教育の形「産業保健・健康経営入門e-Learning」
株式会社バックテックが、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)を対象とした新しいe-Learningプログラム「産業保健・健康経営入門」を発表しました。このプログラムは、産業医科大学の森晃爾教授の監修のもと、産業保健や健康経営の分野で活動するトップ産業医の先生方を講師に迎えています。セラピストにとって新たな活躍の場となる産業保健分野に、一歩踏み出すためのファーストステップとなる内容です。
開発の背景
近年、日本の社会構造の変化により高年齢労働者が増加しています。こうした背景から、理学療法士や作業療法士が産業保健・健康経営の分野での活動にますます期待されています。また、2024年3月に公開された「産業保健・健康経営における課題と理学療法士活躍の可能性に関する調査事業報告書」によると、約6割の理学療法士がこの分野での活動を希望していることが明らかになりました。しかし、産業保健に関する体系的な学習機会が整っていないという課題も浮き彫りになりました。そこで、本プログラムにはこのニーズに応えられるような内容が組み込まれています。
e-Learningの特徴
本e-Learningでは、初心者からすでに実践しているセラピストまで、幅広く対応できるような設計がされています。各章には、専門家による講義動画が用意されているだけでなく、受講後には小テストを実施。理解度を確認しながら学習を進めることができる仕組みが取り入れられています。これにより、終始一貫して自己の学びを深めることができます。このプログラムを通じて、受講者は産業保健の基礎知識から応用に至るまでを sistematiс に理解することが可能です。
登録方法と料金
「産業保健・健康経営入門e-Learning」は、主にセラピストを対象にしていますが、他職種の方も登録が可能です。
- - サービス名:産業保健・健康経営入門e-Learning
- - 対象者:PTOT(理学療法士・作業療法士)および他職種
- - 利用期間:登録日から1年間
- - 利用料金:月額1,666円(年間プラン2万円)
- - 付随サービス:毎月開催のウェビナーに無料参加や、オンデマンドでの視聴が可能
- - 登録URL:こちらから登録できます
専門家からのメッセージ
本プログラムの監修を行った森晃爾教授は、「産業保健は多職種が連携して取り組む重要な分野であり、経済の活性化や働く人々の健康を支える上で、セラピストの役割はますます重要になる」と強調されています。このe-Learningが、理学療法士の皆さんの役割理解と実践力の向上に寄与することを期待しています。
講師陣の紹介
本プログラムの講師陣は、産業医や専門老師から構成されています。以下に主要なメンバーを紹介します。
- - 森 晃爾先生:産業医科大学 産業保健経営学 教授
- - 江口 尚先生:産業医科大学 産業精神保健学研究室 教授
- - 立石 清一郎先生:産業医科大学 災害産業保健センター 教授
- - 榎原 毅先生:産業医科大学 人間工学研究室 教授
...他、多くの専門家が参加しています。
株式会社バックテックの紹介
会社の理念は「社会を健康に。」であり、京都大学大学院医学研究科発のヘルスケアスタートアップとして、法人向けとセラピスト事業を展開。質の高いヘルスケアサービスを提供し続けています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
この新しいe-Learningの活用を通じて、産業保健のスペシャリストとしてのスキルを磨き、未来に向かってぜひ一歩を踏み出しましょう。