あきらめをチャレンジに変えるLUMOの取り組み
株式会社Gotoschool(本社:東京都渋谷区)は、全国展開する運動療育施設「子ども運動教室LUMO」を運営しています。この施設は、発達にトラブルを抱える子どもたちへ運動を通じた支援を提供し、全国に20校舎を展開しています。2024年8月時点での成長を受けて、「LUMO」は「眠れる可能性を顕在化させる」という目標のもと、さらなる拡充を図っています。
運動療育施設「LUMO」とは
「LUMO」は、児童福祉法に基づく児童発達支援および放課後等デイサービスを提供する運動療育施設です。原始反射の統合を通じて脳の成長を促す独自の運動プログラムが特徴で、親子共に「成長を実感できる場」として支持されています。2020年の創業以来、急速にその数を増やし、930名もの会員児童を支援。125名の専門スタッフがサポートにあたっています。
2024年9月には、新たに大阪府守口市、埼玉県南浦和市、兵庫県夙川、千葉県柏に4校を開校予定で、さらなる利用者の増加を目指しています。
LUMOの運動プログラムの内容
「LUMO」では、個々のニーズに応じた運動プログラムが提供されます。まずは、体験・発達チェックを通じてお子さまの特徴を把握し、適切な支援を行います。プログラムは、多岐にわたり、マット運動やボール遊び、縄跳び、手押し車、立ち幅跳びなどが用意されています。これにより、お子さまはバランス感覚やコーディネーションを身に付けながら、楽しみつつ成長できます。
特に重要なのは、身体の動きを通じて自信を取り戻すことです。初めは不安を感じるかもしれませんが、仲間と共に挑戦することで、失敗や成功を重ね、自立心を育むことができます。
心理的サポートも重視
「LUMO」では運動だけでなく、心の成長も重要視しています。子どもたちは時に、挫けそうになったり、自分の壁を乗り越えることが難しかったりします。しかし、運動を通じて「リバウンドメンタリティ」を育むことで、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を身に付けていきます。
原始反射と発達障がいの関連性
原始反射は、乳幼児が生きていくために無意識に行う動きで、その残存が発達に影響を与えることがあります。「LUMO」では、早稲田大学との共同研究を通じて、原始反射の統合が重要であることを明らかにしました。学童期でも原始反射が残存していることが確認されており、その改善には運動療法が有効であるとの結果が得られています。
インクルーシブな未来を目指して
発達障がいを抱える子どもたちは、周囲とのコミュニケーションや集団生活においてたくさんの課題を抱えています。Gotoschoolは「子ども運動教室LUMO」を通じて、これらの子どもたちが直面している問題を取り上げ、チャレンジとして乗り越える手助けを提供しています。コーディネーションや運動療法のみならず、アートやプログラミングといった多様な分野での支援を通じて、彼らの持つ能力を引き出していくことが求められています。
これからも「子ども運動教室LUMO」は、あきらめることのない未来を切り開くサポートを続けていきます。