人類学の視点を取り入れた未来洞察プログラム
株式会社日本総合研究所(以下「日本総研」)と合同会社メッシュワークは、新しい未来洞察プログラム「Living Futures」を共同開発し、サービスの提供を開始しました。このプログラムは、テクノロジーが人間や社会に与える影響を、特に人間の行動や感情を考慮した視点から明らかにすることを目指しています。
プログラム開発の背景と目的
近年、スマートフォンやAIなどの新たなテクノロジーは私たちの生活様式を大きく変えてきました。これらが普及する中で、特に社会への影響が大きい技術を開発するには、それが人間の行動や感情に及ぼす変化を早い段階で見極めることが重要です。これに対し、従来の未来洞察には限界があり、人々が未来社会でどのように生活し、どんな価値観を持つかを捉えきれない場合があるのです。
この新たなプログラムでは、未来の社会像を人類学の観点から具体的に描く方法が採用されています。つまり、テクノロジーの進化とともに人間社会もどう変わっていくかを、高解像度で理解することができます。
プログラムの実施内容
この「リビング・フューチャーズ」は、未来のテクノロジーがどのように社会や人間の行動に影響するかを探るための4つのステップから構成されています。
ステップ① テクノロジーの選定と「大きな問い」の設定
家庭用AIロボット、自動運転車、ジオエンジニアリングなど、社会や人間のあり方を変え得るテクノロジーを選び、それが当たり前になった未来での人間関係の変化を掘り下げる「大きな問い」を立てます。
ステップ② 未来洞察と日常シーンの探索
新技術の導入によって起こるかもしれない社会の変化を探り、「家庭や職場、診察室」などの日常的な場面でのシーンを設定します。
ステップ③ 演じることで気づく未来のリアリティ
設定した未来のキャラクターになりきり、対話や行動を演じることで、気づかない行動や感情の変化を観察します。
ステップ④ 新しい人間像と社会の可視化
演じる中で感じた感情や行動の変化を分析し、未来社会における人間やコミュニティの姿を整理します。
プログラムの導入効果
このプログラムを導入することで、特に新技術を検討する初期段階での思考のバイアスを明らかにできます。また、新技術やサービスを「自分ごと」として考える力を育む効果も期待されます。結果的に、テクノロジーとのギャップを埋め、より魅力的な機能設計を実現する手助けとなるでしょう。
実際にこのプログラムを試した企業や大学からは、他者との関連性を深めるきっかけや、従来の視点を補完できたとのポジティブな声が届けられています。
お問い合わせ先
本プログラムについての詳しい情報は以下の連絡先までお問い合わせください。
- - 日本総合研究所【報道関係者用】広報部 森山
- - メッシュワーク 担当:水上
このように、「リビング・フューチャーズ」は未来を先取りし、社会におけるテクノロジーとの関係を再構築する新たな試みです。今後に期待が高まります。