兵庫県初!文化タクシーがアプリドライバー導入で乗務員不足解消へ
タクシーアプリ『GO』を運営するGO株式会社と、兵庫県神戸市の文化タクシーが、2024年7月1日からアプリ専用車『GO Reserve』とアプリドライバー『GO Crew』の取り組みを開始しました。これは、兵庫県では初めての試みです。
文化タクシーはこれまで独自に求人活動を行っていましたが、GO株式会社の取り組み理念に賛同し、深刻化する乗務員不足解消に向けた新たな取り組みとして、『GO Reserve』『GO Crew』を導入することにしました。
タクシー業界の課題と新たな働き方の提案
タクシー業界では、乗務員の高齢化と人材不足が深刻化しており、近年では新型コロナウイルス流行やタクシーアプリの普及、2024年問題、日本型ライドシェアの開始など、大きな変化が起きています。
文化タクシーの代表取締役社長である枝松 計尚氏は、「タクシーに興味はあるものの、二の足を踏んでいた方にとって、この取り組みは新たな選択肢となり、働き方の多様化につながる」と述べ、タクシーの供給不足解消への期待を表明しています。
全国への展開とラストワンマイルの供給力向上
GO株式会社は、今後も『GO Reserve』『GO Crew』の取り組みを千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫に加え、札幌や福岡など全国に拡大していく予定です。
また、同社が運営するドライバー求人サイト『GOジョブ』を通じて、全国のタクシー事業者への人材紹介も加速させていくことで、地域におけるラストワンマイルの供給力向上に貢献していくとしています。
『GO Reserve』と『GO Crew』の詳細
アプリ専用車『GO Reserve』
『GO Reserve』は、ハイヤーとして認可を受けており、流し営業は行わず、『GO』アプリからの注文のみを受け付けます。全車両にドライブレコーダーが搭載されているため、安全面も安心です。また、お客様が車両を見つけやすいよう、JPN TAXI車両にブルーの独自ラッピングが施されています。
アプリドライバー『GO Crew』
『GO Crew』は、二種免許取得はもちろん、運輸規則に基づいた法定研修を受講した上で、お客様探索ナビに従い営業を行います。1日5時間から勤務することができ、副業やスケジュール都合に合わせてフレキシブルにシフト調整が可能です。
GO株式会社について
GO株式会社は、「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げ、タクシーアプリ『GO』をはじめ、法人向けサービス『GO BUSINESS』、交通事故削減支援サービス『DRIVE CHART』、脱炭素サービス『GX(グリーントランスフォーメーション)』、ドライバー求人サイト『GOジョブ』など、モビリティ領域の多様な事業を展開しています。
まとめ
文化タクシーの『GO Reserve』『GO Crew』導入は、タクシー業界の課題解決に向けた新たな取り組みとして注目されています。今後、この取り組みが全国に広がることで、人材不足解消とタクシーサービスの質向上に貢献することが期待されています。