MIKROEが革新をもたらすNECTO Studio IDE
セルビアの企業、MikroElektronika(MIKROE)は、開発者向けにマルチ・アーキテクチャ対応の統合開発環境(IDE)「NECTO Studio」のサポートを拡充しました。これにより、12社から提供される1万種以上のマイクロコントローラ(MCU)をカバーし、全世界で流通しているMCUの約半数がこのプラットフォームで評価できるようになります。
開発のスピードを加速するNECOT Studio
MIKROEのCEOであるNebojsa Matic氏は、「最高水準のマルチ・アーキテクチャ対応IDEの構築を目指して日々努力している」と語っています。現時点で約20,000種類とされるMCUのうち、既に半数をサポートしているとのこと。また、MicrochipやRenesasなどの主要メーカーにも対応し、今後さらにサポート対象を増やす計画があることを明かしました。
この新しいツールセットを使用することで、開発者は異なるMCUを評価する際に新たな習得が不要となり、使い慣れた環境で作業を進められます。加えて、NECTO Studioを通じて「Planet Debugリモート・ボードファーム」にアクセスできるため、ハードウェアの到着を待たずにコーディングとデバッグが可能です。
卓越したライブラリとAIアシスタント
MIKROEでは、5,000以上の即利用可能なライブラリや、動作するコードを生成するAIアシスタント、さらに24時間365日対応する専門家の「NECTO Chat」機能を新たに導入しています。これにより、エンジニアはアイデアを迅速に具現化し、実際の動作するプロトタイプを短期間で完成させることが可能となります。
MIKROEの強み
MIKROEは、業界標準のハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供し、組み込み電子機器の進化を支援しています。「インターネット経由のプログラミングやデバッグ」、「Planet Debugリモート・ボードファーム」、「毎日1つ新製品をリリース」といった独自のビジョンを掲げ、開発者に利便性を提供しています。これにより、開発時間の大幅な短縮と新製品の市場投入が実現しました。
また、MIKROEの「Embedded Wiki™」プラットフォームには100万件以上の利用できるプロジェクトが集まり、開発者はスムーズに作業を進められます。MIKROEが提供する開発ボードやコンパイラ、デバッガ、そして1,900種類以上のClickペリファラルボードは、開発者にとって魅力的なツールです。
MIKROEの技術は、mikroBUS™、mikroSDK™、SiBrain™、DISCON™などのオープン規格に基づき、100社を超える企業で採用されています。これにより、各社の開発ボードに組み込まれ、様々なアプリケーションに対応可能です。
まとめ
MIKROEのNECTO Studio IDEの新たな展開は、開発者にとって画期的なものであり、多くのマイクロコントローラを効率的に扱える環境を整えています。これにより、開発スピードが大幅に向上し、アイデアを迅速に製品化することが可能になります。