ZENKIGEN岩本優秀発表
2025-07-08 10:40:23

ZENKIGEN研究員岩本 慧悟が組織学会で優秀発表者に選出

ZENKIGEN研究員岩本 慧悟が組織学会で優秀発表者に選出



株式会社ZENKIGEN(以下、ZENKIGEN)は、この度の「2025年度組織学会研究発表大会」で、研究員の岩本 慧悟が優秀発表者として表彰されました。この大会は、組織論に関する重要な研究が発表される日本の権威ある学会の一つです。

2025年度組織学会研究発表大会の概要


2025年度の組織学会研究発表大会は、九州大学を開催地点として2025年6月21日(土)と22日(日)にかけて行われます。大会では、様々な自由論題による研究発表が行われ、参加者同士の貴重な知見交流の場となっています。

岩本の発表テーマとその重要性


岩本が発表したテーマは「面接官の“面接観”は応募者評価にどのように影響するか?-面接官信念尺度の開発と面接評価に与える影響の検討-」です。この研究は、1000名以上の面接官を対象にした調査を通じて、面接官の持つ信念や観点が応募者の評価にどのように作用するのかを分析したものです。
具体的には、面接官の信念には「対人的な印象の重視」「知的優秀さの見極め」「適合性の見極め」といった12の因子が存在することを明らかにしました。

この研究から導き出された注目すべき結果の一つは、面接官が「応募者を惹きつけたい」という強い信念を持っている場合、早い段階で評価を決定してしまう傾向が顕著に見られることでした。特に構造化面接において、この即時的判断が際立つ結果となり、面接設計の新たな課題を示唆しています。

岩本のコメント


岩本は、本研究について次のようにコメントしています。「多くの企業での採用現場に関わる中で、評価基準が整備されていもなお面接官によってその評価が異なるという課題を感じています。面接官が持つ経験に基づく信念が、なぜそうした評価のブレを引き起こすのかを探求することが、この研究の出発点でした。この成果が、人事担当者や経営者の皆様の面接方針に役立てば嬉しいです。」

EMRECについての詳細


岩本が所属する「エントリー・マネジメント研究教育センター(EMREC)」は、2025年に神戸大学経営学研究科とZENKIGENが協力のもと設立された組織です。このセンターは、企業の採用活動からオンボーディングまでの管理について、企業と求職者の視点を融合させて研究しています。
また、最先端技術と心理学を統合し、人の潜在能力を最大限に引き出すことを目指しています。
公式サイトはこちらです。

今後の展望


岩本は、今後の研究において、どのようなアプローチが面接官の信念形成に効果的なのかを探求し、より良い雇用プロセスを実現するための研究を継続する意向を示しています。これにより、採用現場における新しい価値を創出することを目指しています。

会社概要


ZENKIGENは、2017年に設立されたAIテックカンパニーで、採用プロセスの全体最適化を実現するDCサービス「harutaka(ハルタカ)」を提供しています。企業における採用改革の推進を通じて、700社以上での導入実績を持ち、約1,500万件のデータを保有しています。

  • ---


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ZENKIGEN
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3−1城山トラストタワー 21F
電話番号
03-4362-7964

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 ZENKIGEN 採用面接 岩本慧悟

Wiki3: 東京都 港区 ZENKIGEN 採用面接 岩本慧悟

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。