スギ薬局とマイクロアドの新たなマーケティング戦略
株式会社マイクロアド(渋谷区、代表:渡辺健太郎)は、愛知県大府市に本社を置く株式会社スギ薬局(代表:杉浦克典)との連携を発表しました。この協力は、訪日する台湾人向けのマーケティング活動を強化するためのもので、デジタル施策と実店舗を融合させた多角的なアプローチを採用しています。
旅行者数が急増中の台湾市場
2024年、訪日台湾人数は600万人を超えると予測されており、これはコロナ前の水準を23%上回る数字です。特に台湾人観光客は、訪日旅行を計画する際にSNS等で情報を収集する傾向があり、ここにデジタル施策と実店舗を組み合わせたマーケティングが求められています。
マーケティング施策の概要
本プロジェクトは、スギ薬局の心斎橋店など、訪日客が多く訪れる店舗を中心に展開されます。施策は以下の三つのフェーズで実施されます。
1. 旅マエ:デジタル認知拡大
マイクロアド台湾が提供するメディアやスギ薬局のSNSを活用し、訪日台湾人に向けてブランドや商品の認知を高めます。旅行を計画している層に対してピンポイントな訴求を実施することで、購買意欲を高めることを目指しています。
2. 旅ナカ:実店舗での体験強化
心斎橋を含むスギ薬局の来店数が多い店舗では、陳列棚の設置やPOPの展開を行い、実際の店舗で商品を体験しやすくする施策を実施します。さらに、周辺ホテルでのサンプリングや多言語に対応したクーポン発行を通じて、購入を促進します。
3. 旅アト:帰国後のフォローアップ
帰国後も購入を続けられるように、越境ECへの誘導を行います。免税POSデータやアンケート調査を通し、施策の効果を検証し、商品の認知度や顧客の満足度を把握することで、次回の戦略立案をサポートします。
マイクロアドの流通戦略室
マイクロアドは、流通小売企業とメーカーをつなぐために新設した「流通戦略室」を通じて、各企業との連携を強化していきます。この組織は、小売メディア市場の拡大を背景に、実店舗でのメディア化を進めています。
スギ薬局との協力を強化することで、訪日台湾人だけでなく、他の観光市場向けのサービスも強化されることでしょう。
スギ薬局の取り組み
スギ薬局は、関東や中部、関西に1,700以上の店舗を展開し、医薬品から化粧品、日用品まで幅広い商品を扱うドラッグストアチェーンです。最近の訪日観光客の増加を受けて、免税や多言語対応のサービス向上に努めています。
今後のスギ薬局とマイクロアドの連携による新たなマーケティング施策は、訪日台湾人観光客にとってより魅力的な環境を提供するだけでなく、両社のビジネス戦略にも寄与することが期待されます。