Eric Colemanの東京初個展『ANALOG VISION』が実現
2025年8月22日(金)、ヒップホップ界の巨星であるEric Colemanによる一夜限りの写真展が横浜のTRUNK HOTELで開かれます。この特別なイベントは、アメリカを代表するヒップホップフォトグラファーとして知られるエリック・コールマンの作品を一堂に見る貴重な機会です。
この写真展『ANALOG VISION: PHOTOGRAPHY BY ERIC COLEMAN』は、TRUNK HOTELのROOM101で行われ、Eric自身も参加するレセプションパーティが開催される予定です。写真展の詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
Eric Colemanとその活動
エリック・コールマンは、MF Doomのアルバム『Madvillainy』のカバーを撮影したことでその名を広め、以後も西海岸のヒップホップシーンを中心に様々なアーティストのポートレイトを手掛けています。Visual Artistとしての顔だけでなく、Damian Marleyなどのミュージックビデオの監督やビートメイカー、DJとしても成功を収めているマルチな才能の持ち主です。
また、彼の制作したドキュメンタリー作品は、ただの映像作品を超え、アートの枠組みを広げるものとして高く評価されました。特に、B+との共同で設立したプロダクション「Mochilla」から発信された作品が注目を集め、ヒップホップだけでなくファンクやジャズ、ブラジル音楽など様々なジャンルを融合させることに成功しました。
さらに、MF Doomのポートレイトは、ヒップホップの視覚史において特に重要な作品として記載された写真集『Contact High: A Visual History of Hip-Hop』に選ばれ、アート作品としての地位を確立しています。
展示内容
今回の『ANALOG VISION』では、MF DoomやMadvillain、J Dillaなど、ヒップホップの重要人物たちの作品が多数展示されます。特に、MF Doomのポートレイトの別エディションも展示される予定です。展示アーティストには、MF Doom、Madvillain(MF Doom + Madlib)、J Dilla、Wu-Tang Clan、Dam-Funk、NxWorries(Anderson .Paak + Knxwledge)、Ras Gが名を連ねています。
クラウドファンディングとコラボレーション
8月の写真展に向けて、事前にクラウドファンディングを実施し、Ubgoeプラットフォームでの作品先行販売も行います。また、写真展に合わせて東京発のストリートブランド「APPLEBUM」とのコラボレーションコレクションも展開され、Eric Colemanの作品を基にした特別なアイテムが登場する予定です。さらに、会場限定のTシャツも販売されるので、訪れた方はぜひチェックしてみてください。
この特別な写真展は、ヒップホップカルチャーへ深い理解と情熱を持つ方々には見逃せないイベントとなることでしょう。
Eric Colemanについて
ロサンゼルス出身のエリックは、12歳の頃から写真を学び、ロンドンのRoyal College of Artにて正式に技術を磨きました。彼は多くの著名フォトグラファーのアシスタントを経て、様々なジャンルで活躍を続けており、特にヒップホップシーンでの評価は高いです。近年はミュージックビデオの企画にも力をいれており、世界のビッグアーティストたちとコラボしています。
このようにして、エリック・コールマンは単なるフォトグラファーを超え、アートと音楽の架け橋としての役割を果たしています。