ピー・シー・エーがPCAクラウドとkintone連携で中小企業のDX化を加速

中小企業のデジタルトランスフォーメーションの実現

最近、中堅・中小企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）が一層重要視されるようになっています。そんな中、ピー・シー・エー株式会社が提供する『PCAクラウド連携プラグイン for キントーン』が、企業の業務改革に大きな役割を果たしています。

このプラグインを使うことで、サイボウズの業務改善プラットフォームである「kintone」と、PCAのクラウドサービスである「PCAクラウド」を簡単に連携させることが可能になります。これにより、業務プロセスの見える化や効率化が図られるだけでなく、16種以上のアプリテンプレートも無償ダウンロード可能です。2025年4月からは、連携導入を希望する企業に向けた伴走支援サービスのモニター提供もスタートし、企業のさらなる業務改善を支援しています。

豊富な実績と高い評価

PCAは、『PCAクラウド連携プラグイン for キントーン』の導入実績が2025年7月時点で100件を突破したことを報告しています。特に、情報処理業、製造業、卸売業など、業種を問わず多くの企業がこのプラグインを活用しており、顧客の声を基にしたサービス改良も行われています。また、サイボウズのパートナー評価制度「CyPN（Cybozu Partner Network）」においては、二つ星の評価を獲得しました。これは、PCAのサービスが顧客に高く評価されていることを示しています。

利用実績の具体例

具体的な利用例としては、情報処理業ではPCAクラウドから受け取った売上データをkintoneに連携し、経費や原価を管理しています。製造業では受注データの連携により、製造プロセスを見える化し、業務の効率化を実現しています。また、卸売業では案件見積管理をkintoneで行い、その後の請求や入金管理をPCAクラウドで行なうことでプロセス全体をスムーズにしています。

今後の展開に期待

今後もPCAは新たなプラグインの提供や伴走支援サービスのメニュー化を進め、業務改善に貢献していく予定です。2025年秋には、新規プラグインによる更なる機能の拡張が計画されています。また、PCA認定パートナーとの連携を強化し、企業のニーズに応じた適切なサービスを提供していくことに力を入れています。

これにより、PCAクラウドとkintoneの連携ビジネスは、10億円規模の市場への拡大を目指し、中堅・中小企業のDX化に貢献できる体制を整えています。