カンロの新たな一歩:コミュニティサイト「coorum community」のオープン
カンロ株式会社は、顧客との結びつきを強めるための新たなプラットフォーム「coorum community」を昨年より導入し、ついにそのコミュニティサイトが本格的にオープンしました。この新しい取り組みは、時代の流れとともに変化する顧客ニーズに応えるため、また、顧客体験を向上させるために設けられたものです。
オンラインコミュニティの背景
カンロは2022年に「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」という企業パーパスを策定。これは、顧客との関係をさらに深め、持続可能な社会に貢献することを目指しています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアでの短期的な購入が続く中、カンロは顧客が持続的に魅力を感じる商品やサービスを提供することが一層重要になってきました。そのため、顧客とのつながりを強化し、長期的な購入体験を促進するための手段として、オンラインコミュニティの設立を決定しました。
「coorum community」の導入理由
このプラットフォームの導入にあたって、Asobica社はBtoC企業向けの豊富な経験を活かし、カンロの日々の活動に寄與する具体的な施策を提案しました。特に、カンロの既存の会員基盤と連携し、顧客の利便性を向上させることを重視しています。これにより、顧客の行動データ分析が可能となり、進化したマーケティング戦略が実現します。
Kanro POCKeT ×の魅力
「Kanro POCKeT ×」は、単なる顧客との関係構築を超え、商品やブランドに対する意見やアイデアを共有できる場を提供します。ここでは、カンロの担当者のみならず、他のユーザーとも交流でき、商品開発についての裏話やユーザー主催の特別イベントが開催されるなど、様々な価値が提供されます。特に、ユーザーが求める体験を一緒に創造することを大切にしており、顧客の意見を活かした製品改良が期待されています。
カンロの思い
カンロ担当者のコメントとして、「Kanro POCKeT ×」は顧客とのコラボレーションを通じて新しい価値を創出し、より良い製品を共に作り上げたいという願いが込められています。また、「Sweeten the Future」という企業理念を通じて、顧客自身がカンロのストーリーに参加できるような体験を提供していく方針を示しています。顧客が自由に意見を交換し、日常の出来事を共有する場所として、活気のあるコミュニティを目指しているのです。
カンロ株式会社の歴史
1912年に創業したカンロは、のど飴やミルクフレーバーキャンディ、グミなど多岐にわたる商品を展開しており、生活者にとって身近な存在であり続けています。直接運営している「ヒトツブカンロ」では、キャンディの魅力を多くの人に発信しており、「ヒトからヒトへつながるヒトツブ」というコンセプトでコミュニティの拡大を図っています。これからもカンロは、顧客とのつながりを大切にし、新しい時代のニーズに応える商品を提案していくことでしょう。
公式情報
「coorum community」は、公式サイトで体験可能です。とくに新しい価値を求める顧客にとって、参加の価値は計り知れません。ぜひ、公式サイトを訪れてみてください。
こうした新しい試みが、今後どのように顧客体験を変えていくのか、引き続き注目が集まります。