株式会社Dooox、青森県十和田市に新拠点開設
株式会社Doooxが青森県十和田市に新たな営業所、「Dooox十和田営業所」を開設しました。この新拠点は、リジェネラティブ農業を実践する「農園ナチュローブ」の敷地内に位置し、地域共創プロジェクトである「特命街盛PJ」の推進を強化することを目的としています。このプロジェクトでは地域の人々を中心に据え、具体的な行動を促進する支援を行い、十和田市の持続可能な発展を目指します。
新拠点開設の背景
青森県十和田市は、その美しい風景と豊かな自然環境が魅力です。ここは近年、リジェネラティブ農業の先進地として注目を集めており、特に有機農業の取り組みが盛んです。その中で、農園ナチュローブをはじめとする多くの地域事業者が活躍し、持続可能な未来に向けた新しい農業モデルが模索されています。
しかし、他の地方都市と同様に、十和田市も担い手不足や事業のマーケティングに関する課題を抱えています。そこでDoooxは、地域の可能性を最大化し、問題解決に向けた持続可能なビジネスモデルの構築を進めるために、農園ナチュローブと協力し、この営業所を設立する運びとなりました。
営業所の主な業務
新営業所では、以下のような業務が展開されます:
1.
地域共創プロジェクト「特命街盛PJ」の推進:地域の課題解決に向けて共創的なアプローチを実施。
2.
リジェネラティブ農業に基づく新ブランドの企画:地元の特産品を最大限に活かした新たなブランドを構築。
3.
販路拡大および地域事業者との連携強化:農園ナチュローブや大学との連携を深め、協力体制を強化します。
4.
デジタル技術を利用したプロジェクトの実施:関係人口を増やすためのデジタルプラットフォームを構築し、多様な参加を促します。
5.
官民共創プロジェクトの支援:企業版ふるさと納税などを用いた地域振興に力を注ぎます。
地域の声
農園ナチュローブの農園長、陸田秀之氏は、Doooxの営業所開設を歓迎し、彼らの取り組みに期待を寄せています。久保寺社長が地域の課題解決に対して積極的に貢献している姿勢に感銘を受けており、共に地方と農業を活性化していく意気込みを示しています。
代表取締役のコメント
Doooxの代表取締役、久保寺亮介氏は、「十和田市の豊かな自然環境と、リジェネラティブという新たな概念が地域の農業や食の未来に向けた重要な要素である」と述べています。また、地域の資源を最大限に活かすことが重要だと強調し、地元事業者や大学、地域の熱意ある人々と共に成功モデルを構築していくことへの期待を述べました。
今後の展望
Dooox十和田営業所では、地域に密着した活動を加速させる予定です。具体的には、地域事業の構築を支援し、農業と観光を融合した「リジェネパーク構想」を推進する計画があります。さらに、デジタル技術を取り入れた新しいコミュニティの形成を目指し、放牧牛や有機農産物の育成に参加できるプラットフォームも開発します。
これらの取り組みを通じて、十和田市を単なる農業の地ではなく、リジェネラティブ農業の聖地として全国に発信し続け、地域経済の活性化に寄与していくつもりです。株式会社Doooxが示す地域共創のビジョンに大きな期待が寄せられています。