リスク対策を学ぶ新しいセミナーが六本木で開催決定

リスク対策セミナーの魅力

危機発生時の対応が重要な現代社会において、企業はますますその準備が求められています。このような背景の中、2025年6月5日、六本木のkatanaオフィスにて「新・危機対応記者会見シミュレーション」が開催されることが決定しました。主催はリスク対策.comで、エンカツ社の代表、宇於崎裕美さんが登壇します。

本セミナーは、事故や不祥事、災害が発生した際に、企業が持つ説明責任を果たすための実践的なメディアトレーニングを提供します。特に、昨今の記者会見ではフリージャーナリストやYouTuberなど多様な質問者が出席することが一般的になりました。企業が想定外の厳しい質問にさらされる中、適切な準備と迅速な対応が求められます。

セミナーの内容

セミナーでは、記者会見の企画や運営方法、謝罪会見での重要なポイントを学べる座学と、実践的な演習が行われます。特に、模擬シナリオを用いた模擬記者会見演習は、危機発生時のリアルな対応力を養うことに重点が置かれています。参加者は、想定質問やそれに対する応答を通じて、危機管理能力を高めていくことができます。

対象となるのは、組織のリスクマネジメントを担当する人やBCP、危機管理担当者をはじめ、企業の取締役や監査役、将来経営者を目指す方たちです。こういった方々がこのセミナーを通じて、より実践的なスキルを身につけられることを目指しています。

宇於崎裕美氏の経歴

宇於崎裕美さんは、横浜国立大学工学部安全工学科を卒業後、リクルートや米国の大手PRコンサルティング会社での経験を経て、エンカツ社を設立しました。彼女は年間約100回のメディアトレーニングを実施し、東京消防庁からも消防行政協力章を受章するなど、その実績は豊富です。著書には「公務員の危機管理広報・メディア対応」や「危機管理広報実践ガイド」などがあります。