展示会のリード獲得を向上させたAPPOLINKの活用事例
株式会社Owl Dataが提供するアポイントメントオートメーションツール「APPOLINK」を導入した株式会社battonは、受発注特化のAI OCR「受発注バスターズ」を用いた展示会後のリードフォローに成功しました。これにより、商談獲得率は従来の約2%から約5%に増加しました。これらの成果は、展示会でのリード獲得を最大限に活用するための新たな戦略の好例といえます。
導入の背景
battonは、製造業や卸売業、物流商社をターゲットにしたAI OCR「受発注バスターズ」を提供しており、昨今では年に数回の展示会に出展し、月に約1万件のリード情報を獲得していました。しかし、スタートアップという特性上、人員や予算の制約から、リードに対する効果的なフォローアップが課題となっていました。商談創出リーダーの小川泰輝氏は、展示会では多くの見込み客情報を得るものの、その後のアプローチにまで手が回らない状況が続いていたと語ります。また、高額なマーケティングオートメーション(MA)ツールの導入も検討しましたが、スタートアップとして費用面から見ると現実的とは言えない状況でした。
このような背景の中で、battonはOwl Dataの「APPOLINK」を導入することを決定しました。APPOLINKは、展示会で獲得したリードに対し、顧客ランク別に最適な資料を迅速に送付できる機能を持っています。
APPOLINKの効果
APPOLINKが持つ「資料の閲覧状況のリアルタイム可視化」と「日程調整機能」は、営業チームにとって欠かせないツールとなりました。資料を受け取った顧客がどのページをどれだけ閲覧したかというデータを分析することで、「顧客の熱量」を把握することが可能になります。この情報を基に、営業チームは顧客アプローチを行うことができ、従来のように無闇に電話をかけることなく自動で商談を獲得することができるようになりました。
実際に、2月の展示会においては、約180件のリードから自動的に3件の商談を獲得することに成功しました。商談獲得率も約5%へと向上し、より効率的な営業活動が実現されたのです。資料のデータを活用することで、営業トークも具体的な内容に進化。「特にこのページをじっくりご覧になりましたか?」といった対応が可能になったことで、商談の質も大幅に改善されました。
今後の展開とウェビナー情報
battonは、APPOLINKを活用し、展示会だけでなくSEOやリスティング広告などのデジタルマーケティング戦略の強化を図ります。また、ホワイトペーパー施策にも取り組み、さらなる商談獲得の自動化とナーチャリングの強化を目指しています。小川氏は、「サービスの強みを活かしつつ、顧客の課題感を捉えた自然な商談の進行を目指すことが大切です」と述べています。
この事例を多くの企業に共有するために、Owl Dataは6月にウェビナーを開催し、battonの商談創出リーダーである小川氏を講師に迎え、展示会を効率的に運営し、高い商談化率を実現するための実践的手法を紹介します。マーケティング担当者や営業チームにとって、このウェビナーは非常に貴重な機会です。
【ウェビナー詳細】
- - 日付: 2025年4月22日(火)12:00〜13:00
- - 形式: Zoomウェビナー(オンライン)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 100名
- - 申し込み方法: こちらから登録
是非とも積極的にご参加いただき、展示会でのリード獲得の新たな手法を学び取ってください。
企業情報
株式会社batton
設立: 2019年8月14日
所在地: 東京都中央区八丁堀3丁目5-4 NOVEL WORK 京橋 3F
事業内容: 受発注特化のAI OCRの提供
サービスサイト
株式会社Owl Data
設立: 2024年6月
所在地: 東京都渋谷区恵比寿3丁目9-29シェビア恵比寿2F Relic SQUARE ZERO
事業内容: アポイントメントオートメーションツールの開発・提供
サービスサイト