Wemadeと東映アニメーション、新たな挑戦の波
2024年11月25日、アニメ制作の巨人である東映アニメーション株式会社(本社:東京・中野)と、韓国のWemade株式会社(本社:ソウル・城南)は、新しいブロックチェーンゲーム(BCG)の制作を目指す戦略的コラボレーションに関する覚書(MOU)を締結しました。この新作ゲームの仮タイトルは『DenDenGarden』で、画期的な内容が期待されています。
新しいブロックチェーンゲームのコンセプト
この提携の背景には、東映アニメーションが展開する『DenDekaDen』というコミュニティ主導のナarrativeプロジェクトがあります。『DenDekaDen』は、ファンの支援によって神へと進化していく7人のキャラクターをテーマにした内容で、革新的なストーリー展開が盛り込まれています。このプロジェクトはファン Engagement を促進し、デジタルと伝統の融合を図ります。
戦略的なシナジーの追求
Wemadeはブロックチェーンゲーム開発において専門知識を有し、これまで『Mir4 Global』や『Night Crows Global』といったタイトルで成功を収めてきました。今回のMOU締結により、東映アニメーションの知的財産(IP)創造に関する知見とWemadeのブロックチェーンプラットフォームにおけるノウハウが融合され、両社は『DenDenGarden』の成功を目指します。特に、日本、東南アジア、北米においてWEMIX PLAYの影響力をさらに広げることが期待されています。
それぞれの期待の表明
東映アニメーションのプロデューサー、上野亮太郎氏は「DenDenGardenはユーザーコミュニティを活性化させるゲームを目指しています。この方向性はWEMIX PLAYのプラットフォームビジョンと強く一致しており、コラボレーションがブロックチェーンゲームの新しい楽しみ方に繋がることを期待しています。」と語りました。
一方、Wemadeのバイスプレジデント、ソ・ウォニル氏も、「中核にあるブロックチェーンゲームの専門性を持つWEMIX PLAYプラットフォームと、東映アニメーションのクリエイティビティを組み合わせられることを大変嬉しく思っています。今後、両社の強みを最大限に活かし、Web3ゲームの新たな可能性を探求していきたい」とコメントしました。
DenDekaDenとNFTコレクション
さらに、NFTコレクション『Keshin No Kaden』(化身の花園)が発表されました。このコレクションは、手描きのアニメーションプロセスを称えるもので、10,000点のユニークなNFTから成り立っています。『DenDekaDen』の公式アニメーショントレーラー制作にも利用されており、アニメーションのさまざまなステージ—ストーリーボードやキャラクターデザインから最終撮影に至るまで—を体験できる内容です。
このコレクションは、コミュニティとファンのために『DenDenGarden』の実現へ向けた次のステップとして位置付けられています。これにより、より多くのオーディエンスに『DenDekaDen』の素晴らしい世界を披露することを目指します。
まとめ
Wemadeと東映アニメーションによるこの新たな戦略的提携は、単なるゲーム制作にとどまらず、コミュニティやファンとのエンゲージメントを深め、革新的な体験を提供することを目指しています。今後の展開がどのように進んでいくのか、注目が集まります。