エミレーツ航空の最新ボーイング777型機が羽田空港に就航
エミレーツ航空は、その最新のボーイング777型機の改装を完了し、羽田空港での運航を2024年9月1日から開始します。この新機材には、プレミアム・エコノミーおよび改良された全席通路アクセス可能なビジネスクラスが搭載され、今まで以上に快適な空の旅を提供します。
空の旅を彩る最新のデザイン
最新のボーイング777型機は、客室全体が新たな内装に改装され、モダンで洗練されたデザインが施されています。この機材は、エミレーツ航空の社内エンジニアチームによる手作業での改装によって、客室体験の質を高め、より快適な空間を創り出しています。特に、新しいビジネスクラスの座席は、プライバシーを確保しつつ高級感を提供します。
エミレーツ航空の社長、ティム・クラーク卿は、新しい内装に関し、「エミレーツらしさを感じられるよう、比類ない機内体験を提供するために精力的に取り組んでいる」と述べています。この新しいデザインは、エミレーツのシンボルであるケジリの木をモチーフにした内装が施されており、乗客にとって記憶に残る空の旅を約束します。
新しいビジネスクラスとプレミアム・エコノミー
ビジネスクラスの新しい客室には、1-2-1の配置で38席が用意されており、改良されたシートは最大78.6インチにリクライニング可能です。また、各座席には専用のミニバーや充電用コンセントが備わり、快適さを追求した環境が整っています。
さらに、プレミアム・エコノミーも新たに設けられ、2-4-2の配置で24席を設置。シートピッチは38インチ、広めのスペースが確保されており、リクライニングも可能です。これにより、乗客はよりリラックスしたフライトを楽しむことができます。
未来への投資
エミレーツ航空はこの改装プロジェクトに30億ドル以上を投資する予定で、今後80機のボーイング777が新たに改装される計画です。これにより、空の旅の品質が一層向上し、業界全体に新しいスタンダードを提供することを目指しています。
また、この改装シリーズの一環として、ドバイを拠点とするエミレーツ・エンジニアリングの175名のエンジニアと技術者がプロジェクトをサポート。高度な技術と労力をかけて、最高の品質と安全基準が守られています。
日本におけるエミレーツ航空の存在感
エミレーツ航空は2002年から日本市場に参入し、成田国際空港や関西国際空港などを通じてドバイを含む世界各地へ直行便を提供しています。2022年のスカイトラックス・アワードでは、機内エンターテインメント部門で17年連続で評価を受けるなど、そのサービスの質が認められています。
新しいボーイング777型機の導入により、羽田空港でも人気のプレミアム・エコノミーの選択肢が追加され、お客様はエミレーツの優れたホスピタリティを享受することができます。これからのエミレーツ航空に期待が高まります。