青森の伝統文化を感じるキーコインケース
青森の地から生まれたレザーブランド「GOBU」が、2026年の午年を迎えるにあたって、特別なキーコインケース「ENBURI KEY COIN CASE」を発売しました。この商品は青森県南部地方に根ざした郷土芸能「えんぶり」をモチーフにしたもので、地域の伝統と文化を日常のアイテムに落とし込んでいます。
えんぶりとは?
「えんぶり」は、毎年2月17日から20日まで行われる青森県八戸市を中心とした豊年祈願の祭りです。800年以上の歴史があり、馬の頭を模した烏帽子をかぶった舞い手が春を呼ぶ踊りを披露することで知られています。この祭りは青森の豊かな馬文化を象徴しており、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
「ENBURI KEY COIN CASE」は、その象徴的な“馬の烏帽子”のデザインを取り入れ、古来からの祈りと願いを現代的なプロダクトに昇華させています。
馬革の魅力
GOBUが使用する馬革は、かつて廃棄されていた馬の皮を用いています。これらは馬肉店から譲り受け、環境に優しいナチュラルな鞣し方で仕上げられています。馬革は軽くてしなやかで、手に馴染む質感が魅力です。使い込むことでツヤが増し、独特の深みをもっていきます。
マルチパーパスケースとしての使い勝手
「ENBURI KEY COIN CASE」は、警告式の真鍮リングが付属しており、ホック式で簡単に着脱が可能です。鍵やスマートキー、小銭、4つ折りの紙幣まで収納できる手のひらサイズの多目的ケースとして、日常生活に彩りを添えます。
シックなカラーバリエーション
このキーコインケースは、ホワイト、ブラウン、グレー、ブラック、そしてホワイトステッチのブラックの5色展開です。ホワイトは無染色の生まれたての素肌のようなレザーで、残る4色は日常に溶け込む使いやすいカラーが特徴です。
限定モデルとその経歴
「ENBURI KEY COIN CASE」は、もともとは青森マツダ自動車株式会社の新車成約特典として限定30個のノベルティとして制作されました。法人であるマツダのスローガン「人馬一体」にインスパイアされ、馬と人との結びつきを強調したこの商品は、その後、一般販売が開始されることになったのです。
ブランド紹介「GOBU」
「GOBU」は青森県五戸町発の馬革ブランドで、馬と人が共に支え合う土地へのリスペクトを基礎にしたものづくりをしています。五戸町は、かつて乗馬が盛んであった地域で、その伝統は馬肉に受け継がれています。同町は「馬の町」として知られ、地域の文化と歴史に深く根ざしたアイテムを提供しています。
未来のライフスタイルに溶け込む文化を提案
GOBUのものづくりは、単なるファッションや雑貨にとどまらず、文化や命の循環、そして地域の記憶を未来に繋ぐ試みです。2026年の午年という特別な年に、持つ人にとっての幸運を運ぶアイテムとして「ENBURI KEY COIN CASE」をお勧めします。
この商品が、青森の伝統文化を身近に感じるきっかけとなりますように。
製品情報
- - 製品名: ENBURI KEY COIN CASE
- - 価格: 15,400円(税込)
- - 素材: 青森県産馬革(ナチュラルなめし)
- - カラー: WHITE、BROWN、GRAY、BLACK、BLACK(White Stitch)
- - サイズ: 幅 7.5cm × 高さ 12.8cm
- - 重量: 約 32g
- - 付属: 真鍮キーリング 3つ(ホックで取り外し可)
公式ページ:
GOBU公式サイト