新海屋が目指すのは九州No.1
日本の水産業界で一際目立つ存在の『新海屋』。自社ブランド魚である「宮崎ゴールドかんぱち」と「金太郎ぶり」を生産するこの企業が、2023年に新たな挑戦を始めました。それが、地域の若者が仕事と野球を両立できる環境を整えるために設立された「新海屋ベースボールクラブ」です。今回はその詳細に迫ります。
新海屋のこれまでの歩み
2011年に設立された新海屋は、創業以来「豊かな食生活づくり」と「社会貢献」を企業活動の根幹に置いてきました。2018年に最新鋭の加工機械を導入した「北浦ベース」を新設し、衛生管理と生産効率を劇的に向上。お客様の期待に応えるべく、品質第一の姿勢を貫いています。
新海屋ベースボールクラブの設立
社会人野球の現状は厳しく、競技人口は年々減少傾向にあります。それでも新海屋は、延岡市を拠点に硬式野球チームを設立することで、この流れを打破しようとしています。アドバイザーには、元阪神タイガース選手で現在は指導者としても活躍中の梶原康司氏を迎え、選手は原則として全員が新海屋の社員として雇用される予定です。
本クラブは北浦運動公園内のグラウンドを中心に活動し、地域の若者がスポーツを通じて自己成長できる場を提供します。
地元発展のための取り組み
新海屋代表取締役の小川裕介氏は、地域での硬式野球のチームがない現状を憂い、「仕事と野球が両立できる環境を整備することが、地域の活性化につながる」と語ります。また、コロナ禍で影響を受けた水産業界の再生にも力を入れ、高齢化が進む一次産業の現状を打破するため、若手の採用と育成にも力を注ぐ意向です。
新海屋の魅力
延岡市は、全国有数の養殖ぶりやカンパチの産地です。この地域の恵まれた環境の中で育てた魚は、国内外で非常に高い評価を得ています。新海屋は「美味しい魚をもっと身近に感じて欲しい」という思いを胸に、日々生産を行っています。
ECサイト『鰤屋金太郎』では、新海屋の高品質な魚を手軽に購入することができ、全国のお客様の食卓に届けられています。
新海屋の挑戦は、地域の若者に活き活きとした未来を提供し、企業自体の成長にもつながるでしょう。新海屋ベースボールクラブがどのように成長し、地域に貢献していくのか、今後の動向から目が離せません。
会社概要
- - 会社名:株式会社 新海屋
- - 所在地:宮崎県延岡市北浦町古江鶴山2931-36
- - 代表者:小川 裕介
- - 設立:2011年 3月14日
- - URL:新海屋公式サイト
この支援が、今までにないほど地域を盛り上げ、新たな若者の夢と希望が実現されることを期待しています。