ゴールボール日本代表オリオンJAPAN女子チームの栄光
2025年10月、パキスタン・イスラマバードで開催された「2025 IBSA Asia/Pacific Championship」において、オリオンJAPAN女子チームが準優勝を収めました。この成績により、彼女たちは2026年に中国で開催予定のIBSA世界選手権への出場権を獲得しました。
大会期間中、日本チームは抜群のパフォーマンスを発揮しました。初戦ではタイとの対戦で6-4、続いてホームのパキスタン戦では10-0で勝利。中国との対戦では惜しくも1-3で敗れてしまいましたが、次の韓国戦では6-0という好成績を残しています。準決勝でも再び韓国に勝利し、決勝の舞台へと進出しましたが、中国に1-2で敗れ、見事な戦いの末に準優勝の結果を収めました。
選手たちの声
キャプテンの高橋利恵子は、「皆さんの応援のおかげで世界選手権の切符を手にすることができ、ほっとしています。金メダルが手の届くところまで来ていることを実感し、次への課題も明確になりました」と語り、チームの一丸となった努力が強調されました。
副キャプテンの神谷歩未も、「決勝では惜しくも敗れましたが、世界選手権の切符を得ることができ、成果を得た大会となりました。来年の世界選手権に向けて、さらなる成長を目指します」と期待を寄せました。
選手たちの中には悔しさを抱えている者も多いようで、萩原紀佳は「準優勝は悔しいですが、確かな手ごたえを得ました。これを次のステップに繋げていきます」と力を込めました。
安室早姫も、「結果には満足していますが、もっと成長したいという気持ちでいっぱいです。来年の世界選手権へ向けて一つずつ積み重ねていきます」と前向きなコメントをしました。
ヘッドコーチのコメント
チームを率いる栃木隆宏ヘッドコーチは、決勝戦について「中国に対しての戦いはかなりの集中力が必要でしたが、選手たちがしっかりと戦ってくれました。準優勝という結果には、次への大きな収穫もありました。来年の世界選手権に向けて、しっかりとした準備をしていきます」と語り、チームのさらなる成長を誓いました。
この大会を経て、オリオンJAPAN女子チームは次なる目標である世界の舞台への挑戦に向けて、着実に歩んでいくことでしょう。これからも多くの声援を送り、彼女たちとともに歩んでいきたいですね。再び金メダルを目指す彼女たちの活躍に、期待が膨らみます!