AIプロジェクト受賞
2025-11-18 17:21:00

オーテックとTENHOが手掛けたAI導入支援プロジェクトが賞受賞

AIで進化する製造業の未来 ─ 株式会社オーテックとTENHOの共創プロジェクト



製造業界に新風を吹き込んだ共創プロジェクトが、2025年度第2回素形材産業経営賞にて「経済産業省 製造産業局長賞」を受賞しました。グローバルなデジタル化が進む中、株式会社オーテック(愛知県小牧市)と株式会社TENHO(東京・渋谷区)が共同で実施したこのプロジェクトは、製造業のAI導入を支援するモデルケースとして注目されています。

経済産業省の評価を受けた成果


この取り組みは単なる研修プログラムを超え、実務的な成果を重視してきました。以下のような実績が生まれています。
  • - Googleが主催する日本リスキリングコンソーシアムにて、年間1億円の改善効果が認められる。
  • - AIを中心とした取り組みが注目され、前年比で数倍の採用応募が寄せられている。
  • - 育成を受けたメンバーが、外部企業へのAI研修や導入支援を通じて売上を上げている。
  • - 現場主導で毎月数本のAIアプリやエージェントが誕生しており、業務改善の文化が根付いている。

これらの実績は、AIを導入することで企業全体の文化や業務プロセスが劇的に変化していることを示しています。

プロジェクトの特長


このプロジェクトは、現場で実際に使える状態を作り出すことを重視しています。各部署に対するAI研修を実施し、全社に展開していく方針です。研修は以下のような段階を経て進められています。
1. AI基礎~応用研修: 管理職から現場リーダーまで、役職に応じた体系的なカリキュラム。
2. 実践ワーク: 受講者が業務上の課題を設定し、AIチャットボットや簡易アプリを自作します。
3. 役割別カリキュラムの最適化: 管理部門や現場リーダー向けに内容を調整。
4. スモールスタート方式: 小規模に始め、徐々に改善し現場に定着させるアプローチ。
5. プロセス重視: 課題の発見から企画、開発、定着まですべてを一貫して支援。

これにより、参加者は学んだ知識を実際の業務に役立てられるようになります。

次のステップ


今後もオーテックとTENHOは、このプロジェクトを基にさらなる展開を進める計画です。具体的には、以下のような進行が予定されています。
  • - プログラムのブラッシュアップと他の製造企業への横展開。
  • - 部署を横断したAI活用プロジェクトの増加。
  • - AI活用のデータや成果指標の蓄積、ROIの可視化。
  • - 愛知県STATION Aiにおいて製造業コミュニティ「ものづくりギルド」を運営。

TENHOの取り組み


株式会社TENHOは、独自のフレームワーク「GENEサイクル」を軸に生成AIの内製化支援に取り組んでいます。実務に直接結びつくAI人材の育成や現場課題に基づいたプロジェクトを推進することで、持続的な成長と成果を目指しています。

愛知県名古屋市昭和区鶴舞にあるSTATION Aiを拠点に、TENHOの活動が進化しており、製造業の未来におけるAI活用の先駆者としての役割を担っています。このプロジェクトが示す可能性は、業界全体に新たな道を切り拓くでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社TENHO
住所
東京都渋谷区神泉町10-10アシジ神泉ビル10F
電話番号

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