高島屋、LGBTQ+ゴールド認定
2024-11-15 17:49:25

高島屋、LGBTQ+推進で最高位ゴールド認定!多様な個性と価値観を尊重する取り組み

高島屋、LGBTQ+への配慮で最高ランクの評価を獲得



老舗百貨店として知られる株式会社高島屋が、LGBTQ+(性的少数者)に関する職場環境の取り組みにおいて、高い評価を得ました。任意団体「work with Pride」が策定する「PRIDE指標2024」で、最高ランクであるゴールド認定を取得したのです。これは、同性パートナーへの福利厚生制度の導入や、性的指向や性自認を理由とした差別やハラスメントを禁止する就業規則の明記など、多岐にわたる同社の取り組みが評価された結果と言えるでしょう。

多様性を尊重する企業文化の醸成



高島屋は、「いつも、人から。」という経営理念を掲げ、従業員の多様な個性と価値観を尊重する環境づくりに力を入れています。ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進し、誰もが働きやすい職場環境の構築を目指しています。その一環として、同性パートナーへの福利厚生制度の導入だけでなく、性別適合手術やホルモン治療のための有給休暇制度も整備。さらに、相談窓口の設置や、理解促進のための研修プログラムを実施するなど、制度面だけでなく、社内風土の醸成にも積極的に取り組んでいます。

具体的な取り組みと成果



具体的な取り組みとしては、女性制服の廃止、社内におけるLGBTQ+の理解浸透のための「高島屋プライド月間」の実施などが挙げられます。「高島屋プライド月間」では、教育動画の配信や社員食堂でのレインボーメニューの提供、オリジナルのALLYシールの配布など、従業員間の理解を深めるための様々な工夫が凝らされました。また、東京レインボープライド2024やレインボーフェスタ!2024といったイベントにも積極的に参加し、社外のLGBTQ+コミュニティとの連携も強化しています。これらの取り組みが、PRIDE指標におけるゴールド認定という結果に結びついたと言えるでしょう。

PRIDE指標とは?



PRIDE指標は、企業や団体におけるLGBTQ+への取り組みを評価する指標です。「Policy(行動宣言)」「Representation(当事者コミュニティ)」「Inspiration(啓発活動)」「Development(人事制度、プログラム)」「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」という5つの項目から構成されており、各項目の達成状況に応じて評価が行われます。高島屋は、これらの項目において高い水準を満たし、ゴールド認定を獲得したのです。

今後の展望



高島屋は、今回のゴールド認定を励みに、今後も年齢、性別、性的指向、性自認、人種、民族、国籍などにとらわれず、多様な価値観や生活背景を持つすべての人が働きやすい環境づくりに尽力していくと表明しています。個々の能力を最大限に発揮できる、働きがいのある職場環境の構築に向けて、継続的な取り組みを進めていくことが期待されます。高島屋の取り組みは、他の企業にとっても、LGBTQ+を含む多様な人材を活かすための重要な指標となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社髙島屋
住所
東京都中央区日本橋2-12-10髙島屋グループ本社ビル
電話番号

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