微生物の不思議が3時間でわかるポケット版が登場！

微生物のポケット版が登場！

2023年7月11日、人気シリーズの新たな仲間となる『ポケット版身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本』がリリースされました。この本は、系列累計で28万部を超えるヒット作のポケット版として、多くのファンが待ち望んでいた一冊です。微生物というと、難解なイメージを持たれることもありますが、本書はそれを覆す魅力的な内容となっています。

微生物の小さな世界

地球上のいたるところで活躍している微生物たち。彼らは環境を浄化し、美味しい食品を作る手助けをし、さらには私たちの体内にも多く存在しています。実際に、私たちの体には37兆以上もの微生物が共存しています。これらの微生物の役割や特性を理解することで、もっと日常生活が楽しく、おもしろくなることでしょう。

本書の魅力

本書は、身近な生活の中で遭遇する微生物の不思議を紹介していきます。例えば、次のような疑問に対する答えを探る内容が盛り込まれています。

- 体臭はどのように発生するのか？
- 納豆の旨みと独特の粘りは何から生まれるのか？
- 抗生物質とは何か、そしてその仕組みは？
- なぜ日本では生卵を生で食べられるのか？
- 風邪とインフルエンザの違いは何か？
- ニキビはなぜできるのか？

これらの疑問に答えることで、微生物の世界に対する理解が深まり、私たちの日常を豊かにしてくれることでしょう。

目次に見る微生物の世界

本書は6章に分かれており、それぞれ異なる側面から微生物を紹介しています。

- 第1章: 「微生物」ってどんな生物なのか？
- 第2章: 人間とともに暮らす「常在菌」
- 第3章: 「おいしい食品」をつくる微生物
- 第4章: 「分解者」としての微生物
- 第5章: 「食虫毒」を引き起こす微生物
- 第6章: 「病気」を引き起こす微生物

それぞれの章で、微生物の重要な役割や私たちとの関係が解説されています。

著者について

本書の著者は、左巻健男氏です。彼は1949年に栃木県小山市で生まれ、千葉大学を卒業後、東京学芸大学大学院で理科教育を専攻しました。専門は理科教育と科学コミュニケーションで、東京大学の非常勤講師や法政大学の元教授として教育の現場に貢献してきました。また、数々の著書を持ち、科学の魅力を広める活動を続けています。