富士箱根伊豆国立公園での特定外来生物駆除キャンペーン参加報告
2025年6月14日、山梨中央銀行は「豊かな自然環境の維持と将来への継承」を目的とした取り組みの一環として、富士河口湖町の八木崎公園で行われた特定外来生物駆除キャンペーンに参加しました。このキャンペーンは、山梨県が主催し、地域の生態系保護に寄与する重要なイニシアティブとなっています。
今回の駆除対象となった「アレチウリ」は、日本の生態系に深刻な影響を与える恐れがある植物であり、外来生物法によって「特定外来生物」に指定されています。このため、アレチウリの栽培や運搬は法律により禁止されています。駆除作業に参加したのは、当行の行員とその家族、さらに山梨県が募集した地域の参加者を合わせて34名です。
駆除活動の前には、株式会社環境アセスメントセンターの職員からこの活動の重要性や具体的な作業方法についての講習が行われました。この教育を受けた後、参加者たちは計6.45㎏のアレチウリを駆除し、生態系の保全に向けた作業を無事に終えました。地域の自然環境についての理解が深まり、参加者たちが一体となって取り組む姿勢が印象的でした。
山梨中央銀行では、環境省が推進する「生物多様性のための30by30アライアンス」にも参加しており、この活動を通じて持続可能な社会の実現に向けた意識を高めています。地域の自然を守るための取り組みは今後も継続し、次世代への環境の継承を目指していく方針です。
【駆除活動の様子】
この成果は、単なる駆除にとどまらず、参加した皆が自然環境への愛着を再確認し、地域コミュニティの意識向上にも貢献しています。アレチウリの駆除活動を通じて、環境保護の取り組みは地域全体の力で進めていくべきものであることが改めて認識されました。今後さらに広がる社会全体の環境意識の重要性を感じる一日となったことでしょう。私たち一人一人ができる小さな行動が、未来の自然環境に大きな影響を与えることが期待されています。
このような活動を通じた取り組みが、富士箱根伊豆国立公園をはじめとする多様な自然環境を守る一助となることを願っています。皆さんも地域での環境保護活動に参加し、未来の自然環境を共に考えていきましょう。