イトーキ、輝かしい受賞歴を築く
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:湊 宏司)は、2024年7月31日に開催された「第6回プラチナキャリア・アワード」において、優秀賞「従業員エンゲージメントと専門性のダブル向上」賞を受賞しました。このアワードは、三菱総合研究所および三菱UFJ信託銀行が主催し、未来の日本における職業キャリア形成の先進的な取り組みを行う企業を表彰するものです。
プラチナキャリアの定義
「プラチナキャリア」とは、ポストコロナ時代において日本の社会人が追求すべきキャリア像を示すものであり、具体的には「長期的視点」「自律的な学び」「社会課題解決」といった要素から成り立っています。イトーキは、このようなプラチナキャリアを実現するために、多方面での革新を進めており、その結果、今回の受賞に至りました。
イトーキの人財戦略
イトーキは「社員が主役」の人財戦略を採用し、専門性と多様性を重視することで経営目標の達成を目指しています。今回の受賞の要因として評価された主な取組は、以下の4つです:
1.
専門人材の育成: DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)などの最新技術に対応し、新たな価値を生み出す専門人材の確保と育成を進めるとともに、既存社員のリスキリングを推進しています。これにより、社員の専門性を強化し、組織全体の成長につなげています。
2.
従業員エンゲージメントの向上: 自社オフィスへの投資強化、教育訓練の充実、ABW(Activity Based Working)の導入など、多様な働き方を推進しています。こうした取り組みにより、社員が自社や製品に対して誇りを持つ環境を創出し、特に離職率の大幅な低下という具体的な成果を上げています。
3.
コミュニケーションの促進: 様々なタウンホールミーティングを全国で開催し、従業員の参加を促進しています。これにより、従業員の声を反映させる仕組みを整え、相互コミュニケーションの充実を図っています。
4.
キャリア自律の支援: 会社方針としてキャリア自律を明確化し、教育体系に組み込むことで社員に自らのキャリアについて考える機会を提供しています。これにより、社員の主体的な成長を支援する体制を整え、上司との1on1ミーティングを通じて対話力の向上にも力を入れています。
今後の展望
イトーキは今後も、従業員一人ひとりのプラチナキャリア形成をさらに推進しつつ、顧客に向けた魅力的なワークプレイスの提案を通じて、健康的に働ける社会の実現に貢献していく所存です。
会社概要
株式会社イトーキは1890年に創業し、『明日の「働く」を、デザインする。』というミッションを掲げています。オフィス家具の製造販売や空間デザイン、働き方のコンサルティング、データ分析サービスに至るまで、「Tech×Design based on PEOPLE」を強みに、多岐にわたるサービスを提供しています。また、従業員エンゲージメントの向上や人的資本の最大化を目指し、サステナブルな製品開発にも取り組んでいます。最終的には、人も地球も活き活きとした社会の実現を目指しています。