高校生と大学生が挑む、新しいオンライン社会探究検定の魅力

新しい社会探究検定が始まる

高校生と大学生によるビジネスコミュニティ「First off Projects」が、新たに社会課題に関するオンライン検定「社会探究検定」を発表しました。この検定は、個人の興味や関心に基づいて様々な社会問題を掘り下げることができる新しいスタイルの学びを提案しています。

社会探究検定の概要

「社会探究検定」では、受検者が1テーマあたり1,000円で受検でき、購入から1か月の間に何度でも挑戦可能です。この検定は、主に中学生や高校生を対象としており、10回合格することで該当テーマの合格証を得ることができます。従来のSDGs関連の検定が多様なテーマを横断的に学ぶのに対し、本検定は個々の興味あるテーマに特化して深く学習できることが特徴です。

自分のペースで学べる新しい形

社会問題は広範囲にわたり、個々の関心に合った分野を選ぶことで学びやすくなるため、「ゴミ問題とリサイクル」や「気候変動と環境問題」、「食ロスと持続可能な食」、「国際協力について」など、全27のテーマを用意しています。受検者は自分の興味のあるテーマを選び、そこから深く学ぶことができます。

さらに、問題はAIによって自動生成されるため、毎回違う設問が出題されます。このため、何度受けても新たな発見があり、繰り返し挑戦することで理解を深めやすくなっています。スマートフォンやタブレットを利用してどこでも手軽に受験でき、受検者自身のペースで学習を進められるのも大きな魅力です。

高校生と大学生が手掛けた企画

この検定のもう一つ注目すべき点は、企画から開発に至るまでを「First off Projects」の学生たちが担っている点です。彼らは自らの視点で「学びたい社会のテーマ」を具体化し、生成AIを利用したシステムを構築しました。このように実際に高校生と大学生が関与することで、より彼らの視点に寄った内容となっています。

未来を見据えた学びの場の提供

スタディメーターは、「社会探究検定」を通じて中高生が社会問題を「自分ごと」として認識し、未来へとつながる思考力や行動力を育むチャンスを創出することを目指しています。また、教育機関との連携や地域イベントでの導入など、学びの場を広げる取り組みも進めています。

First off Projectsについて

「First off Projects」は、高校生や大学生のためのビジネスコミュニティとして、学生たちの意見やアイデアを形にする活動を行っています。法人向けのIT研修サービスを提供しているスタディメーター株式会社の協力のもと、メンバーは自らの関心に基づいたサービスや学習レポートの作成に取り組み、新技術に関する知見を会社に還元しています。

スタディメーター株式会社の概要

スタディメーター株式会社は、個人や企業、社会や未来をより良くするためのデジタル人材育成を含む多様なサービスを展開しています。「挑戦したくなる世界」をビジョンに掲げ、未来に向けて新たな一歩を踏み出したいと考える人々をサポートしています。東京都千代田区有楽町に位置し、オンライン学習サービスの企画・開発に注力しています。