SWANとCMMの新曲「ぐうたら」がもたらす静かな力
新鋭ラッパーSWANが、Idiot Popの別名義であるCMMとの待望のコラボ曲「ぐうたら」をリリースしました。2025年7月4日(金)に配信が開始されたこの楽曲は、リリックビデオも同時公開され、音楽ファンの心を惹きつけています。
「ぐうたら」というタイトルは、日常の中で感じる気持ちをそのまま表現しています。CMMが手がけたトラックは、Fabio Borgazzi Faborの「Paggi e Dame」をサンプリングし、クラシカルな美しさとエキゾチックな雰囲気を融合させた独特のサウンドが特徴です。この曲は、最初から最後まで、耳を離せない魅力に溢れています。
このコラボ曲は、CMMとSWANの6作目の共同作品であり、これまでにも「MUDA」や「TOMODACHI」といったトラックで高い評価を得てきました。今回の「ぐうたら」も、その流れを受け継ぎつつ、新たなメッセージを届けています。
SWANのリリックは、現代社会での「頑張れ」と言いづらさを前提に、誰もが共感できる「ぐうたら」な日々の価値を語っています。彼の歌詞の中には、疲れた心に寄り添うような優しさがあり、リスナーに前向きに踏ん張る力を与えてくれます。特に「みんな一緒でぐうたらや / そんでも明日へ踏ん張らな」というフレーズは、困難な日常の中での共感と希望を感じさせます。
さらに、リリックビデオでは、SWANの日常が映し出され、楽曲に込められたメッセージを視覚的に体験できる内容となっています。日常の些細な瞬間を切り取ることで、楽曲のテーマがより深く心に響くでしょう。このビデオは、SWANがどのように自らの表現を通じて「ぐうたら」を肯定しているのかを知る手助けとなります。
SWANのプロフィール
1999年生まれ、兵庫県西宮市出身のSWANは、現役の社会人ラッパー兼トラックメイカーです。高校時代にKREVAの楽曲に衝撃を受けて以来、ヒップホップに没頭し始めました。2020年から本格的に音楽活動を始め、自己制作の1stアルバム「Prologue」を2021年に発表。その後も数々のシングルやアルバムをリリースし、成長を続けています。
CMMのプロフィール
CMMは、Idiot Popの別名義で活動するトラックメイカーで、ダンスミュージックを基にしたエネルギッシュな楽曲を生み出しています。彼の音楽は、独自のアプローチで多様なスタイルを取り入れており、常に新しい試みが見られます。CMMとしての活動も、今後注目を集めることでしょう。
新曲「ぐうたら」は、静かな日常の一コマを表現しつつ、共感と希望を呼び起こす力強いメッセージを持っています。これからもSWANとCMMのさらなる活躍に期待が高まります。