保護犬たちのアート展「We are Barksy.」が横浜で開催!
保護犬のアートプロジェクト「We are Barksy.」が、2023年3月19日(日)に横浜市中区のドッググルーミングサロン「enble(アンブル)」本牧店で開催されます。このアート展は、実際に保護犬たちが自らのおしっこを用いて作成したアート作品を展示するという、ユニークで感動的な取り組みです。
保護犬プロジェクトの背景
保護犬の殺処分数は年々減少していますが、依然として多くの犬が新しい家族を待っています。環境省のデータによると、毎日約11匹の犬が殺処分されています。この現状を受けて始まった「保護犬プロジェクト」は、保護犬の命を救う活動を広めることを目的としています。2022年11月に行ったアート販売は、多くの好評を得ており、その成果を基に第2弾のアート展が企画されました。
アート展の内容
「We are Barksy.」では、保護犬によるアート集団「バークシー」が制作した作品が展示されます。今回は、リトマス試験紙をキャンバスとして使用し、おしっこの色の変化を取り入れたアート作品が並びます。アート展示に加え、出展される保護犬のプロフィール紹介や、アート制作体験、さらには保護犬の譲渡会も盛り込まれています。来場者は、気に入った犬にその場で会うことができ、実際に触れ合う機会も得られます。
参加アーティストとその作品
特別ゲストには、ステンシルアーティストの赤池完介さんが参加し、彼の作品説明も行われます。赤池さんはアート展のコンセプトに共鳴し、作品に自らのおしっこをした犬の肖像を描くことで、それぞれの犬の個性が反映されたアートを提供します。犬たちの存在を生々しく感じてもらえるよう、彼は力を入れています。
開催情報
- - 日程:2023年3月19日(日)11:00 ~ 14:00
- - 場所:ドッググルーミングサロン enble(アンブル)本牧店
〒231-0821横浜市中区本牧原9-1
- - 内容:アート作品展示、譲渡会、赤池完介さんによる作品説明、アート制作体験など
- - 来場方法:予約なしで来場可能
- - 注意:混雑によるお待ち時間が生じる可能性があります。
アート作品の販売
第2弾のアート作品は、3月10日(金)から購入可能で、価格は3,750円(税込)に設定されています。売上の全額は、保護犬団体「ピースワンコ」に寄付されます。これにより、保護犬たちの医療費や飼育代が賄われ、さらなる犬の命を救う活動につながります。
未来に向けて
この取り組みは、「保護犬の保護犬による保護犬のため」という意識のもと、今後も継続的に行われます。アートを通じて保護犬の現状を知り、理解を深めてもらうことで、多くの犬が新たな家族と巡り会えることを願っています。本展を通じて、愛の手が多くの保護犬たちに向けられることを期待しています。