新たな風を吹き込む富士見ノベル大賞受賞作2作品
株式会社KADOKAWAが2025年6月13日(金)に、富士見ノベル大賞で入選した二つの作品を同時発売します。どちらも富士見L文庫から発行され、これからの時代にふさわしい新たな物語を提供することを名目にしています。今回お届けするのは、和風ロマンスと心温まる日常生活を描いた二作品です。
受賞作のご紹介
『男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない』
著者:日部星花
イラスト:氷堂れん
この作品は、誇り高い男装姫が鬼族の頭領と織りなす甘くて切ない和風ロマンスです。長年続く人族と鬼族の争いの中、主人公・一初は男の装束で生き抜いてきました。しかし、宿敵である鬼族の頭領・紅炎に出会い、彼女の心に抱える恋心が少しずつ明らかになっていきます。物語が進むにつれて、紅炎が共存を目指す新たな都市の形成を宣言し一初の心も揺れ動きます。この物語は、恋愛の許されなさと戦争の後の希望を見据えたストーリーが魅力的です。
『日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます』
著者:麦野ほなみ
イラスト:しらまめ
もう一つの作品は、疲れた日常からの癒しを探る物語です。主人公の笹原姫香は仕事のストレスから解放されるため、京都市内の京町家での生活を始めます。彼女の新しい同居人は、なんと紳士的なパンダ!この「パンダさん」との生活を通じて、姫香は自分の大切さに気づき、穏やかな日常を楽しむことができます。本作は、京町家での暮らしを通して心の癒しを描いています。
特別な版元から
どちらの書籍も初版には特別な帯が付いており、光る加工が施されています。書店の店頭にも特設スペースが設けられ、これらの作品を手に取ることができる特別な機会です。
富士見ノベル大賞の今後
また、現在、第9回富士見ノベル大賞の応募も募集中で、新たなエンターテインメントを生み出す作家を歓迎しています。この賞の特徴は、「大人のためのキャラクター小説」で、個性的な物語が求められています。恋愛、ミステリー、ファンタジーなどジャンルは自由で、新しい才能の登場を楽しみにしています。
まとめ
これらの作品は、製作した出版社の期待が感じられる素晴らしいストーリーです。2025年6月13日の刊行日をお楽しみに!富士見L文庫の特設サイトや公式Twitterもお見逃しなく。新たな文学の世界を体験してみてください。