フォースタートアップスが「STARTUP DB」にAI機能を追加し新たな価値を提供

フォースタートアップス、AIによる成長産業支援を強化

フォースタートアップス株式会社は、東京都港区を本拠地とし、2023年に国内最大級の成長産業特化型情報プラットフォーム『STARTUP DB』において生成AIを用いた新機能を導入した。この取り組みは、成長産業の支援プロジェクトをさらに加速させる狙いがある。

『STARTUP DB』は、スタートアップ、投資家、事業会社を中心としたエコシステムビルダーに向けて、オープンイノベーション支援やソーシング支援を行ってきた。これにより、より競争力のある企業への投資や協業の機会を最大化することを目指している。今回のAI機能の追加は、エコシステムビルダーの意思決定を支援し、資源配分を加速させることで、産業全体の拡大を促進する効果が期待される。

新機能『スタートアップAI検索（β版）』とは

新機能である『スタートアップAI検索（β版）』は、ENTERPRISEプラン会員限定で利用可能だ。この機能により、従来のキーワードやタグによる検索に加え、自社が持つアセットや解決したい課題に基づく直感的な検索が実現した。例えば、「私たちの〇〇という課題を解決するスタートアップを教えて」といった具合に、目的に沿った情報探索が可能となる。

さらに、このAI検索機能は、ユーザーの閲覧履歴を分析し、関連する企業や業界のトレンドを可視化することで、利用者に最適なスタートアップのレコメンドを提供する方向性が示されている。これにより、スタートアップエコシステム全体がより効率的になることが期待されている。

未来の展望

今後、フォースタートアップスは、AI機能のさらなる拡充を目指している。具体的には、産業別や技術別のトレンド分析を行い、スタートアップの成長可能性をスコアリングする機能も計画されている。これにより、より多くのスタートアップへの協業が見込まれ、産業全体の競争力が向上することが期待されている。

こうしたAIによる新たなアプローチは、スタートアップ業界のみならず、投資家や事業会社などの情報収集にも大いに役立つものと考えられる。新しい技術を利用したこのサービスは、多くの企業にとってエコシステムの一部として重要な役割を果たすはずだ。

フォースタートアップスの企業情報

フォースタートアップスは、2016年に設立された企業で、『（共に）進化の中心へ』をミッションとして掲げている。特に、国内の有力VCとの連携を強化し、スタートアップ企業の組織構築や人材支援を重視したハイブリッドキャピタルとして、成長産業支援事業を展開している。また、同社の『STARTUP DB』は、国内外のスタートアップ情報を集約し、企業の成長を後押しする役割を果たしている。