腸内フローラ検査「Flora Scan🄬」結果レポートが新デザインに！

腸内フローラ検査「Flora Scan🄬」の新たなデザインリニューアルとは

腸内フローラの健康への影響に対する関心が高まる中、株式会社プリメディカは2024年10月1日、腸内フローラ検査サービス「Flora Scan🄬」の結果レポートのデザインを刷新することを発表しました。このリニューアルは、受検者がより簡単に結果を理解できるように、直感的で使いやすいデザインに焦点を当てています。

リニューアルの背景

近年、腸内フローラが健康に与える影響についての意識が高まっており、個人の健康管理手段として腸内フローラ検査の需要が急増しています。プリメディカは、京都府立医科大学や摂南大学との共同研究を経て「Flora Scan🄬」を2021年から提供しており、すでに多くの受検者に利用されています。

しかし、サービス開始から3年が経過する中で、いくつかの課題が浮かび上がりました。具体的には、結果レポートが情報量が多く重要なポイントが把握しづらい、デバイス間でのユーザー体験の違い、自分の結果と一般的な説明が分かりにくい、などが指摘されていたのです。

リニューアルの主な内容

1. 視認性の向上

新しいデザインでは、最初に表示される画面で腸内フローラに関する総合評価をすぐに確認できるように変更されました。情報量を調整し、レイアウトを工夫することで、重要なデータを容易に把握できるようになっています。

2. メニュー構造の刷新

腸内フローラのタイプや多様性、個々の有用菌に関する詳細情報へのアクセスがさらに便利になりました。新しいメニュー構造では、ユーザーは必要な情報に迅速にアクセスでき、スムーズに結果を確認できます。

3. 結果と解説の区別化

結果項目とそれについての解説部分（Q&Aや説明など）との明確な区分けが行われました。これにより、ユーザーは自身の結果とその背景となる解説を同時に参照しやすくなっています。

4. PC版のデザイン改良

スマホ版と同じデザインコンセプトがパソコン版にも適用され、左右に固定メニューを配置することで、大画面でも快適な操作性が実現されました。これにより、スマホユーザーと一貫した体験ができるようになっています。

今後の展望

このデザインリニューアルは、受検者が腸内フローラについての詳細な情報をより簡単に理解する手助けをする第一歩です。引き続き、アカデミアとの共同研究を基に、新たな知見を結果レポートに反映していく予定であり、2025年度初頭には新しい菌種の追加を含む大規模なアップデートも計画しています。

企業紹介

株式会社プリメディカは、予防医療に特化した事業を展開しており、腸内フローラ検査や重大疾患のリスクを判定する各種検査サービスを提供しています。全国で4,100以上の医療機関を介して、累計100万人以上の受検者にサービスを届けています。

現在、腸内フローラ検査サービス「Flora Scan🄬」は、特許取得済みの評価システムを使用し、日本人特有の腸内フローラタイプを5つに分類し、疾患リスクや菌の多様性を評価しています。さらに、大阪府枚方市ではふるさと納税の返礼品としても採用されるなど、高い評価を受けています。

今後もプリメディカは、腸内フローラ研究や予防医療の進展に貢献していくことでしょう。