デジタルハーツ業務提携
2025-11-06 16:52:18

デジタルハーツがシンガポール企業と業務提携、ゲーム市場を拡大へ

株式会社デジタルハーツホールディングスが、新たにシンガポールのゲームテック企業「Beware of Bytes!」との戦略的業務提携を結びました。この提携は、両社の強力な顧客基盤を活かし、ゲーム関連サービスの拡大を目指してのものです。デジタルハーツは、東京都新宿区に本社を構える企業で、主にゲームデバッグ業務を手掛けてきましたが、今回のパートナーシップにより、サービスの幅が格段に広がることが期待されています。

「Beware of Bytes!」は、シンガポールドメインの合弁事業で、PCやコンソール、モバイル向けのゲームポーティングやリマスターを手掛けています。両社の提携によって、日本とアジア市場と欧米市場の架け橋が作られ、双方のプロジェクトに大きなシナジー効果が生まれることが見込まれています。この合作による相互送客が実現すれば、より多くの顧客に質の高いサービスを提供できるでしょう。

デジタルハーツは、「SAVE the DIGITAL WORLD」という企業理念を掲げ、幅広いゲームバリューチェーンをカバーする支援サービスを提供しています。近年ではAIを導入したサービスも進めており、その一例が、AIを活用した翻訳サービスやデバッグ業務です。これにより、ゲームデバッグのクオリティを高め、多くのゲーム開発者に支持されています。

新たに立ち上げられたジョイントユニット「BoB」は、プログラム全体の最適化を図る技術サービスを提供し、ソースコード解析に基づく専門性の高いサービスを展開します。このアプローチにより、従来は難しかった新市場への進出が見込まれ、両社のサービス価値が一層強化されるでしょう。

特に、期待されているのが「リマスター」の分野です。過去の名作を現代の技術で蘇らせるこのプロセスは、ファンの間で大きな注目を集めています。日本のゲームタイトルを国外に再導入することで、日本のゲームメーカーの活力を増すことも期待されます。デジタルハーツは、「BoB」との連携を通じて、高品質かつ低コストのリマスターサービスを実現する計画です。

さらに、AIを用いたデバッグの新サービス開発も進めることに合意しました。デジタルハーツが蓄積してきたデバッグ技術と、「BoB」が持つ高度な解析技術を融合させることで、次世代のデバッグサービスが生まれるでしょう。

デジタルハーツと両企業は、今後の中長期的な企業戦略の中で、お互いのサービス拡充を図り、ゲーム・エンターテインメント業界のさらなる成長に貢献することを目指します。この業務提携は、ゲーム産業における新たな可能性を切り拓く契機になるでしょう。どのような新たなサービスが生まれるのか、今後の展開が楽しみです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
住所
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号東京オペラシティ41階
電話番号
03-3373-0082

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。