大手町仲通りで始まる新たな働き方の実証実験
2026年2月24日、大手町仲通りにおいて「移動設置可能な空間“OFFMO”」を活用した実証実験が始まります。この実験は、三菱地所株式会社と、さまざまな企業との連携で新たな事業を創出することを目指すTokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)の一環として行われます。実験には、株式会社point0やパナソニックオートモーティブシステムズ株式会社、パナソニック株式会社のエレクトリックワークス社が参加し、様々な形での協働が進められます。
この実証実験の背景には、働き方の多様化やウェルビーイングに対する意識の高まりがあります。現代のオフィスワーカーは、オフィスビルだけでなく、さまざまな場所で快適に働ける環境を求めており、これを実現するための新たな空間の模索が続いています。同時に、都心の広々とした空間や歩行者に対しても、利用されていない地方の空間を活用する方法が求められています。
2024年から三菱地所とPAS、EWは、一連の実験を通じて都市空間全体を活かし、快適な働き方を促進するための様々な取り組みを進めてきました。過去の実験で得られたデータを基に、実際の利用者からの反応や課題を考慮し、これらの新しい働く空間のコンセプトや体験を改良してきた結果、2025年の調査では、98%の利用者が「勤務先の近くにあったら利用したい」との声が寄せられました。
今回の実証実験では、マルチパーパス空間「WELL Cabin OFFMO」を大手町仲通りに設置し、労働者が短時間でリフレッシュできる機会を提供します。具体的には、3つの異なるサービスが提供され、サービスの利用動向や価格帯の受容性、オペレーションの実行の検証など多角的なデータを収集します。
実証実験の概要
- - 名称:移動設置可能な空間を活用したサービス実証
- - 期間:2026年2月24日(火)~3月27日(金)
- - 実施時間:9:00~18:00(※土日祝除く)
- - 実施場所:大手町フィナンシャルシティ 仲通り
- - 料金:15分間250円から、特定のサービスについては500円からの設定
この実証実験の主体は、株式会社point0、パナソニックオートモーティブシステムズ、パナソニックエレクトリックワークスの各社であり、三菱地所とTMIPもその活動をサポートしています。特にpoint0は顧客基盤を利用したマーケティング支援や予約プラットフォームを提供し、PASとEWはOFFMOの提供にあたります。
また、三菱地所は実証の運営支援に加え、空間利用の知見を生かしながら情報発信を行い、TMIPは実証の広報活動と展開可能性についての検証を担当します。
今後、実験で得られるデータをもとに、利用者の反応を分析し、サービスや運体系を最適化していく予定ですので、どのように都市空間に新たな価値が創造されていくのかが期待されています。この取り組みを通じて、都会の働き方がどのように変化し得るのか、私たちの生活にどのような影響を与えるのかが注目されています。