株式会社MinD in a Deviceが新体制を発表
2024年8月1日、株式会社MinD in a Device(以下、MinD)は新たに山下公平氏を代表取締役に迎え、新しい経営体制を発表しました。これに伴い、創業者の渡邉正峰氏は技術顧問としての役割を果たすことになりました。この人事異動は、同社の経営基盤をより一層強化し、今後の事業成長を促進する狙いがあります。
新しい代表取締役の経歴
山下公平氏は、東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻を2007年に修了後、野村證券に入社し、主に投資銀行部門で活躍しました。そこで数々の国内外のM&A案件を手掛け、米国マサチューセッツ工科大学での留学を経て、2013年にMBAを取得しました。その後、2016年には株式会社スタディストに参加。CFOからCOOとして、これまでの経験を通じて同社の事業成長に尽力してきました。
2023年6月には独立し、企業の経営支援事業をスタート。新たな役割において、MinDの成長をさらに推進していくことでしょう。
技術顧問渡邉正峰氏の貢献
渡邉正峰氏は、1998年に東京大学大学院工学系研究科の博士課程を修了し、同大学で助手や助教授としての経験を積み、その後カリフォルニア工科大学に留学。その後、東京大学大学院工学系研究科で准教授として教鞭を執る一方、独国マックスプランク研究所では客員研究員も務めています。専門は脳科学の領域で、2018年には意識のアップロードを目指してMinDを創業しました。
今後の展望
新しい経営体制の下、MinD in a Deviceは製造業や物流業と連携しながら、AI学習におけるプラットフォームの提供を行っています。大手企業との共同研究や共創事業を通じて、より一層の技術力向上を目指します。特に、レアケースやコーナーケースを活用した学習の枠組みを強化し、顧客の多様なニーズに応える体制が整いつつあります。
次世代に向けた革新的な取り組みを進め、MinD in a Deviceのさらなる事業成長が期待されています。株主や顧客、地域社会への貢献を意識した経営を行い、持続可能な成長を追求していく意向です。MinD in a Deviceの今後の動向から目が離せません。
会社概要
- - 会社名:株式会社MinD in a Device(マインド イン ア デバイス)
- - 代表:山下公平
- - 設立:2018年12月
- - 所在地:東京都豊島区南池袋1-16-15ダイヤゲート池袋5F
- - 事業内容:コンピュータービジョン領域におけるAI開発事業
- - 公式サイト:https://mindinadevice.com/
株式会社MinD in a Deviceの新たなスタートに期待が集まります。