地域活性化に向けて新たな一歩
2024年12月、株式会社エクスクリエと北海道伊達市は地域活性化を目的とした業務協定を結び、これから共同での取り組みを開始します。エクスクリエは、東京都新宿区に本社を置く企業で、地域の特徴を最大限に生かすプロモーションを展開しています。この協定により、2025年1月からは地域活性化起業人が伊達市に派遣されることが決まり、地域の魅力を全国に発信することを目指します。
業務協定締結の背景
伊達市は、自然環境と食資源、観光資源に恵まれていながら、その魅力を十分に発信できていないという課題を抱えています。この状況を打破するために、エクスクリエのマーケティング・プロモーションの専門知識を活用し、地域資源の価値向上に努めていく予定です。これからの活動を通じて、伊達市の認知度向上や観光客の誘致を狙います。
締結式の概要
業務協定の締結式は2024年12月12日に行われ、伊達市長の堀井敬太氏とエクスクリエの副社長小笠原亨氏が出席しました。協定の具体的な業務内容は、伊達市内の企画財政部企画課でのふるさと納税業務を中心に進められることになります。派遣された起業人は、地域の独自性と魅力をどう引き出すかを考え、実性能のある施策を実施していくことが求められます。
地域活性化起業人制度とは
地域活性化起業人とは、地方公共団体が三大都市圏の企業から派遣される人材のことを指し、地域の課題解決に向けてのプロジェクトに従事します。この制度は、総務省が推進しており、地域のニーズに応じた専門的なノウハウを提供することが期待されています。エクスクリエもこの制度を活用し、地域の活性化に向けて力を尽くしていく構えです。
北海道伊達市の魅力
伊達市は北海道の中央南西部、噴火湾の近くに位置する人口約31,000人の都市で、四季折々の美しい自然があります。気候は温暖で、雪が少なく過ごしやすい環境が特徴です。また、大滝区のように自然が豊かで、多くの観光資源が存在しています。伊達地域の農産物は「伊達野菜」として知られ、新鮮で美味しい野菜や海産物が地元の特産品となっており、地域活性化にはこの特産品を生かした施策が必要です。
協業への期待
伊達市とエクスクリエの協業は、地域の魅力を再発見し、それを全国に広める一助となるでしょう。特に、ふるさと納税を通じた地域資源の発信は、地域経済の活性化につながります。今回の業務協定により、伊達市が持つ多様な魅力が正しく伝わり、多くの人々に知られるきっかけとなることが期待されています。住みやすく、魅力あふれるまちづくりが進んでいくことを願って、これからの取り組みを注視していきたいと思います。