ヌーラボ、新経営体制でさらなる成長へ!CROに小島英揮氏、社外取締役に小笹文氏を迎え、事業成長加速
株式会社ヌーラボは、2024年6月28日開催の定時株主総会での承認決議を経て、新経営体制に移行しました。創業から20年目を迎えた同社は、主力サービスである「Backlog」の更なる成長を目指し、顧客中心のフィードバックループ強化や海外市場開拓を加速させていくことを目指しています。
今回の新体制では、これまで社外取締役としてヌーラボを支えてきた小島英揮氏が新たに業務執行取締役・CRO(Chief Revenue Officer)に就任。顧客を中心に置いたフィードバックループや、ユーザーが発信する情報を活用した事業成長を推進していく役割を担います。
また、新たに小笹文氏が社外取締役に就任しました。小笹氏はITサービスの事業成長、マネジメント・組織推進の知見や実績を活かし、経営に携わります。
新経営体制移行の背景
ヌーラボは、2004年の創業以来、ITエンジニア向けのプロジェクト管理ツール「Backlog」を提供してきました。Backlogは、直感的な操作性とコラボレーションしやすい料金体系が評価され、現在では有料ユーザー数が128万人を超えるまでに成長しています。
しかし、ユーザー数の増加に伴い、お客様の職種や業種、活用シーン、そしてご要望も多様化しています。また、Backlog以外にも、オンライン作図ツール「Cacoo」やセキュリティオプションサービス「Nulab Pass」など、サービスラインナップも拡大しています。
こうした状況の中で、ヌーラボは、顧客からのフィードバックを組織としてサービス開発に活かす体制の強化が課題となっています。これまでProduct-Led Growth、つまりサービスの力で事業を伸ばしてきた同社は、今後は顧客やユーザーコミュニティとの連携を強化し、Community-Led Growthを取り入れることで、サービスの価値向上を目指します。
新経営体制による今後の展望
ヌーラボは、今回の新体制移行により、以下の取り組みを加速させていきます。
顧客中心のフィードバックループの改善
ユーザーが発信する情報の活用
海外を含む新たな顧客・市場の開拓
「『このチームで一緒に仕事できてよかった』を世界中に生み出していく。」をブランドメッセージに掲げるヌーラボは、新たな成長ステージに進むため、そして多様化する顧客の期待に応え続けるために、更なる進化を遂げていくことでしょう。
経営メンバー紹介
橋本正徳氏(代表取締役 CEO): 創業メンバー
田端辰輔氏(取締役、Nulab USA Inc. Director、Nulab Netherlands B.V. Director): 創業メンバー
馬場保幸氏(取締役 CTO、サービス開発部部長)
小島英揮氏(取締役 CRO)
小笹文氏(社外取締役)
ヌーラボは、今後も顧客との連携を強化し、革新的なサービスを提供することで、世界中のチームワークを進化させていくことを目指しています。