スカパー東京メディアセンターを利用した新しいロケ地サービス開始

スカパー東京メディアセンターが提供するロケ地サービス

スカパーＪＳＡＴ株式会社（本社：東京都港区）は、動画コンテンツ制作の需要が高まる中、「スカパー東京メディアセンター」を活用したロケ地利用サービスをスタートしました。この新しいサービスは、多様な場面での動画コンテンツ制作をサポートすることを目的としています。

背景

近年、動画コンテンツのビジネスは急速に拡大し、SNSや定期的なイベントなど、多岐にわたる利用シーンが見られます。しかし多くの企業やクリエイターは、十分な設備やスキルを持っていないため、コンテンツ制作の現場で課題を抱えることが少なくありません。スカパーは、これまでの放送・配信事業を通じて培ったノウハウをもとに、メディアソリューションを提供することで、こういった課題に取り組んでいます。

スタジオ利用からロケ地へ

2020年から提供されている「スカパー東京スタジオ」サービスは、フルバーチャル番組制作を支援しており、多くのお客様から高い評価を受けていました。その中で、多くの利用者が「スタジオだけでなく、東京メディアセンターをロケ地としても使いたい」との声を上げたことで、新たにロケ地利用サービスが開始されることになりました。

ロケ地の魅力

スカパー東京メディアセンターは、2009年にグッドデザイン賞を受賞した開放的でスタイリッシュな施設です。将来の利用者にとって、限られた都市部の撮影場所に対する選択肢が広がることでしょう。ここでは、スタジオ機能を兼ね備えており、オフィスやラウンジ、さらには会議室や控室も完備されています。広々とした駐車場もあり、大規模な撮影チームが必要とする機材搬入にも対応可能です。

確かなサポート体制

さらに、コンテンツ制作に精通したスタッフが常駐しているため、撮影中の柔軟なサポートも魅力の一つです。利用者からのフィードバックによると、ロケ地利用サービスを通じて、映画、ドラマ、雑誌などさまざまな企業の撮影に利用されており、その充実した撮影環境が高く評価されています。

ワンストップの制作体制

加えて、「スカパー東京スタジオ」の持つハイスペックなスタジオ設備も利用可能です。最新鋭の機材が揃っており、企業プロモーション映像やイベント中継など、幅広いニーズに応えることができます。また、放送・配信と連携した体制であらゆる映像制作を効率よく手がけることができるため、スムーズに企画から配信までを一貫してサポートします。

利用者の声

実際にこのサービスを利用した企業からも、多くのポジティブな声が寄せられています。例えば、株式会社共同テレビジョンは、広い控室や会議室のおかげで出演者やスタッフの待機場所に困らず、効率的に収録を進められたと感謝の意を表しています。また、株式会社WOWOWプラスのトーク収録の際でも、設備の充実ぶりが高評価を受けており、効率よくコンテンツを収録できたと好評です。

このように、スカパー東京メディアセンターの導入によって、動画コンテンツ制作の場がさらに多様化し、より創造的な作品が誕生することが期待されています。これからもスカパーＪＳＡＴは、コンテンツ制作の現場を支援し、多様なニーズに応えるべく尽力していくでしょう。