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古本を通じた新たな国際貢献「せかワクぶっく」

認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」（JCV）は、11月11日より古本を寄付することで途上国の子どもたちにワクチンを届ける新しいサービス「せかワクぶっく」を開始しました。この取り組みは、断捨離を行いつつ国際貢献ができる画期的な方法として注目されています。

「せかワクぶっく」は、自宅や学校、職場で不要となった古本などを簡単に寄付することができる無料サービスです。ダンボールに本を詰めて送るだけで、途上国へのワクチン支援活動に貢献できます。このサービスは、ブックオフコーポレーションとその子会社であるブックオフオンラインとの協力のもとで実施されています。

JCVは以前から「エコキャップ運動」で知られており、ペットボトルキャップを集めることで支援を行っています。この運動は、年間4700万円もの寄付を集めており、途上国の子どもたちの健康を守るための資金となっています。従来のエコキャップ運動では、800個のペットボトルキャップから約20円が得られ、その額でポリオワクチン1人分を提供しています。

今回の「せかワクぶっく」では、古本1冊がペットボトルキャップ約1600個に相当する約40円で買い取られます。これにより、本を寄付することは新たなワクチン支援の資金源となるのです。

JCVはこの新しいサービスがエコキャップ運動に続く重要な活動の一環と位置づけ、全国の学校や企業への普及を目指しています。さらに、CDやDVD、ゲームなども寄付対象に含まれるため、家にある不要なアイテムを利用して気軽に貢献することが可能です。

「せかワクぶっく」の流れ

1. 箱に本を詰める
2. インターネットで申し込む
3. 宅本便が無料で集荷
4. ブックオフが買取
5. 買取金額にプラスして10%がJCVに寄付
6. 途上国の子どもたちにワクチン送り届けられる

この運動は、ワクチンの必要性が高まる現代において、より多くの子どもたちを守る手助けとなることでしょう。JCVは、1994年の設立以来、途上国の感染症予防に取り組んできた信頼できる団体です。この機会に、身近なもので国際貢献ができる「せかワクぶっく」にあなたも参加してみませんか？詳細はJCVの公式ホームページ（）またはFacebookページ（）で確認できます。

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