エクシオグループがICDの全株式を取得
エクシオグループ株式会社が、株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(ICD)の全発行済株式を取得する契約を締結したことを発表しました。これにより、エクシオグループはIT戦略のさらなる強化を目指します。
株式取得の目的と背景
エクシオグループは、「2030ビジョン」および「中期経営計画(2021-2025)」に基づき、持続可能な成長を追求する企業グループとして、社会課題の解決を使命としています。これに合わせ、ICDとの連携を通じて、イノベーションを加速させ、IT人財の強化を図りたい考えです。
ICDは、さまざまな業種のソフトウェア開発を手掛ける企業であり、特にオフショア開発においても成長しています。ベトナムに拠点を持つICDベトナムと連携することで、グローバルに展開するシステムソリューション事業の目的が達成される見込みです。
株式取得の詳細
今回の取引において、エクシオグループは現金を対価としてICDの全株式を取得します。この動きは、同社のシステムソリューション分野における競争力を高めるための重要なステップとなります。ICD及びその子会社であるICDベトナムは、今後エクシオグループの連結子会社となり、相互の協力を通じて企業価値の向上を目指します。
ICDとICDベトナムの概要
- - 株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザイン
- 所在地: 東京都港区赤坂1丁目12番32号
- 代表取締役社長: 神農 渉
- 事業内容: ソリューション事業、サービス事業
- 資本金: 53,840,500円
- 設立: 2000年11月10日
- - ICD VIETNAM LIMITED LIABILITY COMPANY
- 所在地: 90/88B Nguyen Dinh Chieu, Da Kao, District 1, Ho Chi Minh City
- 代表者: 社長 加藤 烈
- 事業内容: オフショア開発、ラボ型開発
- 資本金: 約12,276,000円
- 設立: 2017年7月31日
今後の展望
エクシオグループは、ICDを通じて得られる技術力やリソースを活用し、さらなる成長を目指していきます。株式取得による当期の業績への影響は軽微とのことですが、長期的には戦略的なシナジーが期待されています。
この度の取引を通じて、エクシオグループは国内外における競争力をさらに強化し、IT業界におけるリーダーシップを確立することを目指します。今後の展開に注目です。
会社概要
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷3-29-20
- - 代表取締役社長: 舩橋哲也
- - 設立: 1954年5月
- - 事業概要: 情報通信インフラ/電気・土木・環境インフラ/ネットワークインテグレーション/システムインテグレーション
- - URL: エクシオグループ