農機買取プロジェクト
2020-09-17 15:00:04
豪雨災害からの復旧を支援する農機買取プロジェクトの展開
豪雨災害からの復旧を支援する農機買取プロジェクトの展開
近年の日本では、豪雨や台風の影響で多くの農家が深刻な被害を受けています。特に熊本県を中心とした九州や中部地方では、令和2年7月豪雨によって多くの農機が浸水してしまい、その結果、エンジンがかからずに移動もできない状況に陥った農家も多いのです。このような状況を受けて、株式会社MEトレーディングは新たな取り組みを開始しました。
プロジェクトの背景
令和2年7月豪雨は、過去に例を見ないほどの雨量を記録し、広範囲にわたる土砂崩れや浸水被害をもたらしました。この災害は特に農家に厳しい影響を及ぼし、農機具が損傷することで、農業活動の再開が難しくなりました。これらの農家の経済的な負担を軽減するために、MEトレーディングは浸水した農機を修理し、海外での販売を通じて蘇らせるプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトの対象拡大
MEトレーディングは、処理の対象を「令和2年7月豪雨」に限定せず、近年頻発する水害全般に拡大することを決定しました。これにより、被災農家の再生を支援する体制が強化され、より多くの農家が恩恵を受けることが可能になります。実際、これまでに80カ国以上にわたる取引実績を持つ同社は、各国の市場を理解し、高い買い取り価格で農機を調達することで、早期の復旧と営農再開をサポートしています。
買取申し込みの流れ
農機の買取を希望する農家は、同社の特設ウェブサイト「農機具高く売れるドットコム」を通じて申し込むことができます。電話での受付も行われており、0520-559-587(午前9時15分から午後9時まで)の営業時間内で対応しています。なお、受付時間は新型コロナウイルス流行の影響により変更される可能性もありますので、ご注意ください。
買取対象農機の種類
買取対象となる農機は、トラクター、コンバイン、田植機などがあり、その他の機材についても申し込み時に確認が必要です。このプロジェクトは、被災した農家にとって貴重な支援となっており、再び農業を営むための道を開く手助けをしています。
株式会社MEトレーディングとマーケットエンタープライズの概要
MEトレーディングは、株式会社マーケットエンタープライズの100%出資子会社として2020年に設立されました。中古農機の販売や輸出を手掛けており、その実績は国内外で非常に評価されています。また、マーケットエンタープライズ自体はネット型リユース事業を中心に、様々なビジネスを展開しており、持続可能な社会の実現を目指しています。2015年には東証マザーズに上場し、成長を続けています。
被災農家の復旧を後押しするこのプロジェクトは、多くの農家にとって希望の光となっています。今後もMEトレーディングの活動に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社MEトレーディング
- 住所
- 東京都中央区京橋3-6-18東京建物京橋ビル3F
- 電話番号
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