2024年4-6月 番組再生数ランキング発表!
2024年4月から6月の期間における、民放公式配信サービス「TVer」の番組再生数ランキングが発表されました。この期間に配信された全ての番組が対象となり、総合ランキングで最も注目を浴びたのは、テレビ朝日が制作した『Destiny』です。
1位『Destiny』の人気の理由
今年の上半期、2,884万回の再生を記録した『Destiny』は、主演に石原さとみを迎え、彼女にとって3年ぶりの連続ドラマ復帰という点も大きな話題となりました。この物語は、学生時代の恋人との再会から12年前の事件や20年前の父の死の真相に迫るサスペンスとラブストーリーを融合させた作品で、幅広い年代の視聴者から支持を集めました。
特に視聴者層は、女性の20歳から64歳までを中心に70%を占めており、視聴者の多様性がこの作品の人気を高めている要因となっています。
2位は木村拓哉主演の『Believe-君にかける橋-』
据え置きの2位には、同じくテレビ朝日の木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』がランクイン。この作品は、大手ゼネコンの設計者が橋の崩落事故の真相に迫るストーリーで、主演の木村拓哉の演技が高く評価され、男女問わず多くの視聴者に支持されています。
視聴者層は、男性35歳から64歳と女性35歳から64歳が中心となっており、双方からの高い評価を得ています。
バラエティ番組も健闘
さらに、バラエティ番組では『水曜日のダウンタウン』が11位に位置しており、他に『アメトーーク!』や『月曜から夜ふかし』、『酒のツマミになる話』などが1,000万再生を超えました。特に『水曜日のダウンタウン』は昨年同時期と比べて130%増と再生数が大きく伸び、バラエティ番組の視聴人気が持続していることが明らかになりました。
アーカイブ作品の人気も顕著
また、TVerでは「名作ドラマ特集」や「俳優ドラマ特集」が好評を得ており、200を超えるアーカイブ作品が配信されています。中でも『古畑任三郎』シリーズなどの往年の名作が視聴者の心をつかんでいます。
今後もTVerは、ドラマやバラエティはもちろん、スポーツやアニメ、地方局制作の番組、過去の人気作品の配信を通じて、さらに多様なコンテンツの提供を目指しています。視聴者の期待に応えるため、サービスの改善にも力を入れていくという姿勢が見えます。
まとめ
2024年の春は、TVerのコンテンツが一層多様化し、多くの視聴者のニーズに応える形で成長しています。『Destiny』の人気を皮切りに、今後も新たなヒット作が誕生することに期待が寄せられています。