インドネシアでの外国人技術者採用合同就職説明会の開催詳細

インドネシア合同就職説明会の概要

国土交通省は、インドネシアにおいて外国人技術者の採用を目的とした合同就職説明会を開催すると発表しました。この説明会は、日本の中堅・中小建設企業が現地の学生と直接対話する機会を提供するものです。具体的な開催日程は、2023年7月28日（月）にガジャマダ大学、7月30日（水）にインドネシア大学が予定されています。移動日は27日（日）です。

参加対象

このイベントでは、中堅・中小建設企業、建設関連業界の企業が参加対象となっています。中堅企業は従業員が2000人以下、中小企業は資本金が3億円以下または従業員数が300人以下の法人に限定されます。参加企業は約15社を予定しており、募集は無料ですが、航空券や宿泊・食事費は自己負担となります。

学生の参加

このイベントの主な参加者は、建築学や土木工学を専攻する4年生大学の在学生や卒業生です。他大学の学生や社会人の参加も可能とのことです。これにより、幅広い層の求職者にアプローチできる機会が確保されています。

プログラム内容

説明会は午前と午後に分けて行われます。午前中はブース形式での説明会が行われ、事前に申し込みをした参加者が自分の興味に合わせて参加できる自由な形式です。

午後のプログラムでは、エントリーした求職者が希望する企業とマンツーマンでの個別面談を行います。この面談は約30分程度で、企業との直接交流を通じて具体的な職務内容や企業の文化等について詳しく知ることができます。

申し込み方法

参加希望の企業は、所定のフォームに必要事項を記入して申し込みを行う必要があります。申し込みの締切は2023年6月13日（金）の17時までです。サポートに関しては、PwCコンサルティング合同会社が事務局を担当し、専用のメールアドレスも提供されています。

この合同就職説明会は、技術者不足の解消に向けて大きな一歩となることが期待されています。日本の建設業界が直面している課題を解決するため、積極的な参加が求められています。参加企業の情報交換や、現地大学との関係構築も促進されるため、今後の発展が期待されます。