フォースタートアップス株式会社の取締役副社長である恒田有希子氏が、2025年4月28日付けで公益社団法人経済同友会の幹事に就任することが発表されました。この新しい役職に就くことで、恒田氏は経済や社会の多様な課題に対する解決策を模索する活動にさらに貢献する意欲を示しています。
恒田氏はこれまで「オープンイノベーション委員会」および「共助資本主義の実現委員会」でも副委員長として力を注いできた経験があります。今回の幹事就任は、彼女が経済同友会の活動においてのみならず、広範な視点からの問題解決に寄与できる重要な役割を担うことを意味します。彼女は自身のリーダーシップを通じて、経営者としての視野を拡げると共に、成長産業の振興や労働市場の流動性向上を重視した議論を行い、実現可能な提言を行うことを目指しています。
恒田氏は、未来を担う人材育成や産業振興のための効果的な基盤作りにも注力し、自身の知識を駆使して力を尽くす意思を強調しています。このようなコミットメントは、経済同友会が掲げる「より良い経済社会の実現」に向けた重要な一歩となるでしょう。
経済同友会に設立されたのは1946年、戦後の日本経済を再建するために集まった83名の中堅企業人によって始まりました。それ以来、同友会は経済や社会に関する様々な課題に積極的に取り組んできた実績があります。この組織は、企業経営者が個人として参加し、一企業や特定業種の枠を超えた視野で議論を行い、政策提言を行うことが最大の特徴です。また、国際的な観点から問題意識を持ち続け、世界中の地域との理解促進に努めています。
フォースタートアップス株式会社自体も、経済同友会の理念に基づき、成長産業支援事業を展開しており、国内の有力VCとの連携や起業支援、スタートアップ企業の組織構築に力を入れています。恒田氏の経歴には、株式会社サミーネットワークスや株式会社メタップスを含む多彩な職歴があり、ネットジンザイバンクを経てフォースタートアップスに参画しました。その後、タレントエージェンシー本部の責任者や取締役常務に就任し、2024年には取締役副社長へと昇格。彼女の多様な経験が経済同友会での活動にも活かされることでしょう。
恒田氏の就任は、今後の日本経済や社会の発展に新しい視点をもたらすことが期待されています。彼女のビジョンとリーダーシップが、経済同友会を通じてさらに広がる影響力を持ち、地域社会や経済構造の変革に貢献することを願っています。これからの活躍から目が離せません。