全日本空輸のANA Sky WebがGigyaを導入
全日本空輸株式会社(以下、ANA)は、公式サイトであるANA Sky Webにおいて、オウンドメディアソーシャル化支援ツール『Gigya(ギギャ)』を導入しました。このサービスは、2013年7月22日に公開され、ANAマイレージクラブのログインプロセスが大きく改善されました。
ソーシャルログインの背景
従来、ANAマイレージクラブのログイン時には10桁の顧客番号の入力が求められ、番号を忘れてしまった際にはANAマイレージカードを手元に持って確認する必要がありました。このプロセスは特に不便であり、多くの顧客からの改善が望まれていました。また、いくつかのWebページではソーシャルログインが実装されていましたが、各ソーシャルメディアの仕様への対応には手間とコストがかかっていました。そこで、ANAはGigyaを採用することで、複数のソーシャルメディアプラットフォームからのログインを実現し、顧客の利便性を向上させることを目指しました。
Gigyaの特長
Gigyaは、世界中で700以上の企業に採用されている社会化支援ツールであり、FacebookやTwitterなど約30種類のソーシャルメディアに対応しています。基本的なソーシャルプラグイン機能だけでなく、シェアやコメント機能、さらにはゲーミフィケーションの要素を盛り込んでいます。さらに、各ソーシャルメディアプラットフォームのデータを一括管理できるレポート機能もあり、運用の効率化を図ることが可能です。
アクセルユニバースの取り組み
Gigyaを取り扱うアクセルユニバース株式会社は、今回の導入を通じて更なるオウンドメディア支援を行うことを目指しています。同社はWebサイトの企画やデザイン、開発、運用のほか、スマートフォンアプリの開発など、幅広いWeb関連サービスをワンストップで提供しています。これにより、より多くの企業がデジタル分野での競争力を高めるための手助けをしています。
まとめ
ANAの公式サイトにGigyaが導入されたことは、顧客にとっての利便性を大きく向上させる出来事です。ソーシャルメディアアカウントを利用したスムーズなログインが実現することで、全てのユーザーがより快適にサービスを利用できるようになります。アクセルユニバースの優れた取り組みが、今後のWeb市場における新たなスタンダードを形成することに期待が寄せられています。
会社概要
- - 会社名: アクセルユニバース株式会社
- - 設立: 2012年2月
- - 本社所在地: 東京都渋谷区東1丁目11番3号
- - 事業内容: オウンドメディア支援事業、SI事業、ASPサービス事業(Gigya)、自社サービス事業
- - 公式サイト: アクセルユニバース