ナカモの万能みそだれ「つけてみそかけてみそ」が日本ネーミング大賞優秀賞を受賞！

愛知県清須市に本社を置くナカモ株式会社は、自社が製造する万能みそだれ「つけてみそかけてみそ」が、2025年の日本ネーミング大賞の地域ソウルブランド部門において優秀賞を受賞したことを発表しました。この受賞は、商品のネーミングそのものが消費者にどのように使用して欲しいかを明確に伝え、容易に記憶に残るものとして高く評価された結果です。また、地元の食卓に欠かせない調味料として親しまれていることも、賞の取得に寄与しました。

「つけてみそかけてみそ」という商品名は、単純明快であると同時に、地域の味噌に対する愛情が詰まっているといえるでしょう。お味噌は東海地方では長年にわたり家庭で手作りされる身近な存在でしたが、ナカモはその味噌の魅力をより多くの方に手軽に楽しんでもらうことを目指してこの製品を開発しました。この商品は、じっくりと熟成されたコクのある豆みそを基に作られ、上品な甘さが特徴です。名古屋名物の味噌カツやみそ田楽、さらには焼きナスなどにかけて楽しむことができ、どんな料理でも名古屋の味に引き立てる力があります。

ネーミングの由来についても興味深いエピソードがあります。開発会議中、商品名が決まらず困っていた際に、現在の社長が先代社長から突然提案を求められたことから「つけてみそ」という言葉が生まれました。その後、社員の提案で「かけてみそ」が加わり、今の形に至ったのです。このユニークなネーミングは、地域の文化や言葉の遊び心を反映しています。

受賞にあたって、杉本達哉社長は「地域に根ざした味噌づくりを続けてきたことが評価され、このような賞をいただけて光栄です」とコメントしています。地元の料理だけでなく、幅広い用途で使われるこの万能みそだれは、家庭の食卓の星となる存在です。ナカモは今後も、この商品の情報を発信し、さらに多くの人々に「つけたり」「かけたり」してもらえるように努力を続けていくと話しています。

最近のトレンドとして、皆が自宅で料理を楽しむようになった中、手軽に使える高品質な調味料は需要が高まっています。「つけてみそかけてみそ」が全国的に知られることとなれば、名古屋の味噌文化をさらに広めるきっかけになることでしょう。現在、この商品は400g入りで、メーカーの希望小売価格は税込432円です。

ナカモの取り組みは、その地域の食文化を尊重しながらも、全国へと広がる可能性を秘めたものです。たくさんの人々に愛され続けることを期待しつつ、これからの成長を見守りたいですね。