大学生が語る、開田高原の自然と人々との絆体験

長野県木曽町の開田高原で開催された「2024開田高原農業体験プログラム」。このプログラムに参加した法政大学の村田えみりーさんが、約1週間の滞在を通じて感じたことをお伝えします。

開田高原は、自然が豊かで美しい風景が広がります。参加者は、そこで農業のみならず、地元の人々とのふれあいや生活を体験することができます。村田さんは、自然の美しさや星空に感動する一方で、地域の人々との交流がもたらす温かさを心に留めたようです。「農業体験を通じて村の人々と関わり、自分自身が住民の一員になったように感じました」と述べています。

プログラムの概要と目的

レアーレワールドが運営するこのプログラムは、参加者に大自然の中での未知の体験を提供することに重点を置いています。村田さんの体験を通じて得た知識や視野の広がりは、今後の人生においても大きな意味を持つことでしょう。これは、ただの観光や農業体験にとどまらず、地域社会における生活や人々の価値観に触れる重要な機会でもあります。

プログラムの参加者は、若者や大学生を中心に高齢化が進む農業の現状や、地域における人手不足などの課題についても考えるチャンスを得ます。さらに、木曽町役場の職員とディスカッションを行い、地域問題について自分なりの意見を持つことが奨励されます。このアプローチにより、参加者は身近な問題を「自分ごと」として捉え、それに対する理解を深められると同時に、地域貢献の重要性を学ぶことができます。

開田高原での体験の具体例

村田さんは、特に開田高原における村民同士の助け合いの文化に感銘を受けたと語っています。「都会では得られない温かさがありました。人々はお互いを助け合い、共有することが日常の一部となっていました」とのこと。これは、単に農業を学ぶだけでなく、地域と人々との絆を感じる重要な要素でした。また、滞在中には様々な方々にお世話になり、感謝の気持ちを抱くほどの価値ある経験をすることができたようです。